オリジン仕様のザクバリエーションの1体をネタにウエザリングカラー
フィルターカラー、スミ入れ塗料だけで仕上げてみました。
通称「アイナザク」を材料に試験機として宇宙でテストされている
イメージなので戦闘での汚れやダメージというよりはあらゆる環境
でトライアルを繰り返した挙句の宇宙線や太陽光、デブリ、チリな
どに晒されカスレて煤けた汚れ。あと新幹線みたいな絶えず高速で
移動する乗り物のノーズの付着汚れが脳内イメージ。
個人的にこのサイズで黒のスミ入れのようなラインが現実的に感じ
ないので、汚れがパーツやパネルのエッジを目立たせてしまった。
その割に溝がはっきりしすぎている気がしますが、それはもはやデ
ザインや模様の類ぐらいに解釈してやり過ごします…
このプラモ、元の持ち主は全く知らない人で中古ショップで素組状
態で売られているものを買ってたもので、最近良く見たら簡単フィ
ニッシュでつや消しをふいたものだったことがわかり、ならばとい
うことでウエザリングとフィルタリ・キッドだけで仕上げて見まし
た。
初めての塗料も試して見たかったので本やwebの作例記事を参考に
試行錯誤してなんとか色をのせました。フィルタリキッドはシャバ
シャバの液体なので思うように色がのらなかったりしますが、化粧
用のパフに多めに染み込ませ、しばらく乾かしそれをエッジや色を
落としたいラインの直角方向に塗り込むように撫でると塗料がうま
く入り、余計なところはそのパフの色のついていないところで擦っ
て落とす繰り返し濃さを測ってゆきます。
だいたいこの塗って擦っての繰り返しです。
おおよそ色が入ったので、ひとまずこれで本体は良しとしました。
あとは気が向いた時や、新しい工具や材料のテスト用のしようかと。
まぁ、そもそもテスト機なので…