個人的にはこの甲羅のフォルムがカッコイイと思っています。くびれた腰のひょうたん形。これぞシウイオオアタマガメだと思わせる個体だと思います。
ピンクの発色は鮮やかさを増して行く事は間違いなく、餌食いもCB並みでまだまだ成長速度は衰えていません。18cmも年内には超しそうな勢いです。(^-^)
前回のユダは♀でしたが、今回のT・シウイは♂になり、その太い尾はより太く長い形状をしています。オオアタマが怪獣に例えられるのは口を開いた顔ではなく、その太く長い尾のインパクトがそう思わせているかと思います。
背甲も段々と模様がシミ出して来ていて、おそらくこの個体の完成形はサウザーの様なスポットタイプでは無く、近年言われているNewシウイタイプになるかと思われます。
次に腹甲はスポット的な物が無く、黒いシミの様な模様が見てとれて今後の成長における変化が楽しみでもあり、経過報告して行きたいと思います。
幼いころから、喉元のピンクの発色が顕著に出ていた個体でしたが、成長に従い手足にも表れて来ました。皮膚は通常のオオアタマに比べて色素が薄く、色白な体色とあいまって美しさを醸し出していると思います。
シウイオオアタマガメ、オオアタマガメの亜種の中で鮮やかになるタイプが多い事が知られていますが、純粋のシウイであれば、幼体から飼い込んでいけば、遅かれ早かれ綺麗になってくるというお手本になってくれている個体だと思われますので、シウイの幼体を飼育されてる方、この貴重なカメを大切に、また成長をジックリ味わって欲しいと思います。(^-^)
さて、次回はオオアタマネタ連発の最終と考えていますので、大型個体の登場と考えています。こうご期待下さい。