ノストラダムスの大予言関係の本

　政治や経済などの本を中心に将来を予想する本がたくさんありますよね。
その予想が当たっていればいいですが、
もしも出版から数年後、本の内容とは全然違う状況になっていたとしたら
著者としてはさっさと絶版して欲しい気持ちでしょうね。

　先日、ブックオフで、１９９０年代初頭に出たノストラダムスの大予言の本が
１０５円コーナーに置いてありました。
結局、１９９９年が終わっても地球は滅亡しなかったですね・・・。

聖徳太子と福澤諭吉

　今では福澤諭吉が１万円札の代名詞のようになってしまいましたが
昔の聖徳太子の１万円札の方が、威厳がありましたね。
そもそも、福澤諭吉よりも聖徳太子の方がいっぱい歴史上で重要な役割を果たしていたと思います。

　そう言えば、一休さん（一休宗純）は特に歴史上では重要なことをしていないのに
知名度だけはすごく高いですよね。

中世史研究家

　日本史における中世史の研究を専門にしている人はかなり少ない。
江戸時代以降の研究者はいくらでもいるというのに、
中世史、特に室町時代を専門に研究をしている人はわずかしかいない。

　そのため、だれかが新しい学説を打ち立てても
本格的な反論が来るまで数年かかるという話まである。

鎌倉幕府成立年について

　鎌倉幕府の成立は源頼朝が征夷大将軍となった１１９２年というのが
国民に広く広がった常識である。
しかし、左翼学者たちは皇国史観を徹底的に排除したいらしく
政所が設置された年、守護・地頭が設置された年などこそが
鎌倉幕府の実質的機能が整った鎌倉幕府の成立年であると主張している。

　幕府の実質に着目して幕府の成立年を決めようとしたら
室町幕府など、いつ成立して、いつ滅亡したのか、など学界で大揉めになってしまう。