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たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★先師遷化⑧ 当山30世正興泰信大和尚 秉炬式本葬儀

2022年11月22日 | 行事報告
当山30世正興泰信大和尚の遷化(逝去)から100日目にあたる11月16日、
秉炬師・奠茶師・奠湯師、大本山永平寺と大本山總持寺からの専使、
曹洞宗東京都宗務所長、妙厳寺豊川稲荷の方丈様はじめ、
多くのご寺院さま方にご荷担、ご参列、ご弔問をいただき、
ここに秉炬式本葬儀の修行をさせていただくことになりました。



法要の一番の柱となる秉炬師・奠茶師・奠湯師の方丈様方が揃います。

大本山永平寺、大本山總持寺から代理の専使さま、
都内の宗派事務を取り仕切る東京都宗務所所長老師、
当山の檀信徒総代さんから心のこもった弔辞をいただきました。




あたたかな蜜湯をお供えします。




香りたかいお茶をお供えします。




《喪司・赤尾老師》《遺弟・現住職》《遺弟・元熙》《喪司・山崎老師》

喪司(そうす)という二人のお役の和尚様に誘われて、
遺弟(ゆいてい)二人も共に並んで拝礼をします。
秉炬師さまに、秉炬の儀を執り行うようお願いの拝礼をしています。

喪司のお二人は、かつてそれぞれが学生時代に、
当山に住み込みで檀務等を勤めて下さっていました。
現住職が生まれた時から小学校入学前までの時期と
このお二人が住み込みしてくださっていた時期が重なります。
先代住職にとっても、現住職にとっても、私たち家族にとっても、
思い入れのあるお二人に喪司をしていただいています。





秉炬師さまと遺弟が息を合わせて法炬(たいまつ)を取り上げ空に拈じます。
秉炬(ひんこ)とは、法炬で、ご遺体を火葬するために火を付けることをいいます。
現実的には8月15日に火葬をしていますので、法式儀礼的に執り行うものです。
法炬の取り回しは、喪司のお二人がしていくださっています。



読経・お焼香を経て、喪主と遺弟の謝辞により、秉炬式本葬儀は無事勤まりました。
たくさんの法縁のみなさま方にお取りなしいただきました。有り難うございます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秉炬師を終えて休憩を挟み、更に人数を絞り、
百か日忌法要と墓地への埋葬をしました。


先師の兄弟弟子(同じ師匠のもとで同じ日に出家得度)さまに奈良県からお越し願い、
百か日忌法要の御導師さまをお勤めいただきました。




当山の歴代住職のお墓、私たち太田家一家のお墓に先師の遺骨を埋葬しました。
このたびの本葬儀の最後に予定されていた行事です。



残念ながら、今回ご来山いただいた皆さまと、先師を偲ぶ会食をしたいところでしたが、
やはり感染症のリスクを取ることができず、法要の閉幕をもって、散会となりました。

ご縁の皆々様、すべての方々にお声がけをすることができずじまいでしたが、
この状況の中でできる限りのことを勤めさせていただきました。
改めて考えてみますと、失礼をしてしまったこと、
至らない点ばかりであったと思いますが、何卒お許しください。

これまで同様、今後ともよろしくお願いいたします。


《 差 定 》
向拝焼香 (午前10時より会葬者お焼香)
殿鐘三会 (午前11時より開式)
七下鐘佛事師上殿
鼓鈸三通
弔  辞
  大本山永平寺専使
  大本山總持寺専使
  宗務所長
  檀家総代
弔電披露
奠湯佛事
奠茶佛事
小師請拝
秉炬佛事
山頭念誦
十 佛 名
回  向
読  経
回  向
鼓鈸三通
謝辞挨拶 喪主・遺弟
佛事師退堂
散  堂


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★先師遷化⑦ 秉炬式本葬儀に向けて

2022年11月22日 | 行事報告
当山30世 正興泰信大和尚の秉炬式本葬儀の当日を迎えました。





立冬も過ぎて寒さも感じるようになってきましたが、
とても過ごしやすい爽やかな朝を迎えました。





秉炬式のお勤め時間は1時間余りが予想されました。
お焼香に来られる方が式の時間に集中することを避けるため、
11時からの法要に先立って10時からお焼香の時間を始めました。









ご会葬の方たちのお焼香に平行して、
本堂の片隅に置いてあるピアノで、孫たちの献奏をさせていただきました。




午前11時。会場の準備が調いました。これから秉炬式が始まります。




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★先師遷化⑥ 秉炬式逮夜

2022年11月22日 | 行事報告
当山30世 正興泰信(しょうこう たいしん)大和尚の秉炬式(ひんこしき)に当たり
11月15日夕刻、式の前晩に勤める逮夜法要として黄昏坐禅を修行しました。
 
通常であれば僧俗が集い「歎佛会;たんぶつえ」という法要や
『佛遺教経;ぶつゆいきょうぎょう』の読誦などが行われながら
多くの方々のご会葬(お焼香)などをお受けするという定型があります。
けれども現下の新型コロナ感染症が終息していない状況で
先師を追慕するにはどのようなお勤めをしたらよいかと思案し、
近隣30ヶ寺のお寺さん(教区)、坐禅会のメンバー、山内の遺族が集い
共に坐禅を修行することにしました。




式の祭壇は普段の須弥壇をそのままに花祭壇としました。
右の柱に掲げられているのは還暦の遺偈、
左の柱に掲げられているのは最期の遺誡。



教区の方丈様方のほとんどが集い共に坐禅をするのは、
何人かの方にお聞きしても、初めてのことではないかとのことです。



遺弟としてお迎えのお香を立てました。



この坐を調える行香師さんがお線香を立てて止静となります。



逮夜念誦・十佛名・回向・略三宝・三拝は、坐禅のまま勤めました。



通夜説教として、近隣寺院の副住職さまにお話しをいただきました。



日常の起居進退やお人柄などは違っても、坐る姿はみな等しく佛の姿です。



お釈迦さまから代々伝わる教えを灯火にたとえ、その法の灯(ともしび)が、
いま先代住職から私たち一人一人に法の灯火が伝えられているということ。
先代住職は逝去をしたが、その法の灯火をよりどころとしていこう、
ということが、優しい語り口調のなかにも、凜として示されました。



御荷担下さいました皆さま方への感謝の意をこめて。





《 式 次 第 》  
黄昏坐禅 16:30
止  静 16:45
逮夜念誦 17:00
十 佛 名
回  向
略 三 宝
坐 三 拝
袖  解
通夜説教 17:10
開  静
散  堂 17:30
配信終了

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★先師遷化⑤ 四十九日忌・本葬打ち合わせ

2022年10月03日 | 行事報告
秋のお彼岸の明けの日(最終日)にあたる9月26日、
先師、当山三十世正興泰信大和尚の四十九日忌の法要をお勤めしました。





最終日とはいえお彼岸中なので多くのお寺さんにお声掛けはせず、
近隣十ケ寺でまとまっている組寺(くみじ)の方々にご加担を依頼しました。
そのため、堂内の飾りつけはほとんどせず、いただいた献花・お供物のみお供えしました。







法要後、11月の本葬に向けて打ち合わせをおこない、
日時や差定(式次第)などについてご指導をいただきました。





先師が好んでいた神楽坂志満金のお食事と、麻布十番豆源のお菓子を、
ご加担いただいた方丈様方にお持ち帰りいただきました。






◆四十九日忌メモ

令和4年9月26日(月)午後3時半打ち出し

殿鐘三会
七下鐘導師上殿
位牌開眼
拈香法語
上  香
普同三拝
読  経 参同契・宝鏡三昧 / 行道・焼香
回  向
普同三拝
散  堂

導 師  宝祥方丈
両 班  宗参方丈・長昌東堂・長源方丈・洞雲方丈・宗清方丈・長昌方丈(維那)
堂 行  道雄力生
侍 者  慧洲力生
侍 香  元熙上座
殿 行  慶一上座



◆本葬メモ

日時
 11月16日(水)
  午前10時より 会葬者お焼香
  午前11時より 本葬(秉炬式)
  正午12時ころ 散会

  ※ライブ配信があります。


※クリックすると、ライブ配信ページに移ります。
※チャンネル登録・高評価・通知オンをお願いいたします。

会場
 起雲山大龍寺
 東京都新宿区原町2丁目62番地(夏目坂通り沿い)
 https://goo.gl/maps/ejuScNG5TpUHHNSJ9
 

交通
 駐車スペースは限られています。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
 東京メトロ東西線 早稲田駅 ②番から 徒歩7分
 都営大江戸線 若松河田駅 若松口から 徒歩7分
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★令和4年 秋のお彼岸法要

2022年09月27日 | 行事報告
9月23日(秋分の日)に、令和4年秋のお彼岸法要をお勤めしました。
今回も檀信徒皆さまに、本堂へのご参列はお誘いせず、
内献・オンライン配信による法要とさせていただきした。




法要前のご挨拶



須弥壇上は、修復されたご本尊さま、近々お位牌をお焚き上げする新亡さま



修復がかないましたご本尊さまへの三拝



今回は導師ひとりと、山内家族のサポートでのお勤めです



途中から、ご本尊さま拝観を希望する方が加わっておつとめ



大龍寺の歴史、如来と菩薩、宝冠釈迦如来のおはなし



動画で一緒にお参りください
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★令和4年 お盆 très bon 覚え書き

2022年07月17日 | 行事報告
7月の盂蘭盆会(うらぼんえ;お盆)が一息つきました。

大龍寺では、過去2年は初盆宅でのご供養(宅経)を延期していたことから、
このお盆は、今年の初盆宅を加えた3年間の宅経を勤めました。
通常のお盆期間では全てのお宅を巡ることができないことから、
7月2日に当山本堂での初盆“送り火”法要を勤め、翌日から宅経を開始しました。



◆初盆“送り火”法要
参列の方が集中することを避けるため、7月2日午前と午後の2座勤めました。
午前11時から1座目(11名参列)、午後2時から2座目(15名参列)でのお勤めでした。







◆初盆法要の際の配布物
「自宅用“五如来幡”」と「偲火(しのび)」をお渡ししました。
五如来幡は、こんな感じに、各家にて飾っていただきました。
お盆の雰囲気が、ぐっと高まるかんじです。



偲火というのは、これです。
https://blog.goo.ne.jp/kiun350/e/845cf8ee03be39e0ecbb5ae481661594



◆盂蘭盆法要
13日午後3時より、初盆ではない全ての檀信徒を対象に
無参列・ライブ配信にて「盂蘭盆法要」をお勤めをしました。





◆自宅でのお迎え火
拙家のお墓から庫裏勝手口までは10㍍にも及びませんが、
お迎え火を焚いてご先祖さまたちをお迎えしました。



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★願いを紡ぐ。彼方へ届け。~ 令和4年山門大施食会開催報告

2022年05月15日 | 行事報告
本年の山門大施食会は、新型コロナウイルス感染症が終息していない現状を鑑みて
皆さまの参列を募らない内献(ないけん)形式でご案内をさせていただきました。
そして当日は、直近の感染者数が減少していたことや、社会全体の風潮などを加味して、
直前の「清掃奉仕会」ご参加の方の中から、数人の方に立ち会っていただきました。


従来のように皆さまに集まっていただくことはできませんが、
法要の準備・お勤めの内容はこれまでと変わっていません。

檀信徒皆さまに、篤いご供養の気持ちを寄せていただくことによって、
この1年間の新亡霊位供養、先祖代々供養、お戒名供養、
有縁無縁三界萬霊供養、豊川稲荷のぼり奉納に加えて、
世界中の新型コロナウイルス感染症の終息を願い、
疫病退散・身心堅固・世界平和等を祈念しました。




来年も「母の日は大龍寺」のもと、5月9日に山門大施食会をお勤めします。
皆さまと共に開催、修行ができることを願っています。
ぜひとも、今のうちからお日取りをしておいていただければ幸いです。

ご供養お申し込みの方には、回向証等を送らせていただきました。
今後1年間は各ご家庭にてお参りされ、来年の施食会以降、当山にお納めください。



《 施食会 アルバム 》


法要の開始を知らせる殿鐘;でんしょう




ご本尊さま(お釈迦さま)へご供養する本尊上供;ほんぞんじょうぐ




今年もライブ配信(インターネットでの生中継)をしました。




施食棚に向けて、当日の法要の趣旨を述べます。




施食作法:あらゆる命に対して食供養を振る舞います。




お焼香1 ご奉仕下さった方の一部です




お焼香2 当山内の有力なスタッフたちです。




毎年、200件を超えるご供養を勤めていますが、
それでもまだ、ご供養に参加していただけていない方もいます。
全ての檀信徒みなさまにご参加下さることが目標です。




代理墓参を申し込まれている家のお墓には、
ご供養のお塔婆を立てることに加えて、シキミ・お線香・浄水をご用意。



ご参列の方たちにもお手伝いをしていただきました。



法要の様子はインターネット生中継をし、現在でも当日の録画映像を見ることができます。
YouTube 起雲山大龍寺チャンネルhttps://www.youtube.com/user/kiunken )へ。
※ 音声の具合が悪く、通常よりも音量を上げて視聴していただけると助かります。

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★身体を動かして、できることを、それぞれに。

2022年05月14日 | 行事報告
4月と年末という年2回のペースで続けてきた清掃奉仕会は、
今回は、1日だけの設定ではなく、1週間にわたって開催しました。
こちらが調整などをしなくても毎日1~2人が奉仕をしてくださりました。

メインの29日(昭和の日)は15名ほどが駆けつけて下さいました。
もともと開催予定であった午後が雨予報となってしまったため、
集まれる方だけ午前中からお集まりいただいて外の奉仕をしてしまい、
雨が降り始めてからは室内中心のご奉仕をお願いしました。



墓地清掃、草むしり、灰ならし、真鍮磨き、水引柱巻の掛替、
施食棚の組立、施食幡の掲出、経本に蔵書印、稲荷社幟の回収、
坐蒲の整理、窓拭きなどなどで、1週間が、あっという間でした。






施食棚を組み立てます。




灰ならしの作業中。
強く押さえつけるとお線香が刺さりません。逆に弱すぎると倒れてしまいます。
  ↓

細かなスジが残ってしまうのが慣れない人には難儀な事ですが、
上手に仕上げて下さいました。




目にも止まらぬ早さで磨きます。
  ↓

がんばってここまで磨き上げてくださいました。




本堂内陣の荘厳を、冬物から夏物に掛け替えています。
四本ともが、折り返し位置が揃うように微調整するのがむずい。




五色の幡には、施食会でお唱えする『甘露門』の文言が書かれています。




豊川稲荷分霊社で掲げられている幟(のぼり)のうち、
1年間たったものをこの施食会で新しいものに更新します。




29日の外作務は、本降りになる前に午前中から墓地・境内の草むしり。




坐蒲は補修しながら使ってきましたが、使い古した坐蒲の中身(パンヤ)を再利用します。




福山禅師の本葬儀にちなんで妙厳寺豊川稲荷でいただいたお経本に、印鑑を捺しました。




まどまどふきふき




みなさまおつかれさまでした。
これで奇麗さっぱりとした施食会をお勤めできます。
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★花さく花まつり

2022年04月09日 | 行事報告
4月8日、お釈迦さま誕生日おめでとうございます。
進級、入学、就職、その他もろもろ。皆さまおめでとうございます。



桜を皮切りに、境内各所が彩り鮮やかになってきました。









残念ながら、多くの人に集まっていただく状況ではないので、
花御堂を表に出して甘茶かけができるようにしておきました。
自然の甘味が珍しい「甘茶」の接待も、今回は自粛しました。

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★令和4年釈尊涅槃会(内献)

2022年02月25日 | 行事報告
2月15日はお釈迦さまのご命日にあたり、涅槃会というお勤めをしています。
当山では、2月1日からお釈迦さまが息を引き取られた際の様子を描いた「涅槃図」を堂内に掲げ、
『佛遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)』をお唱えすることを毎年の行持としております。

本年は、1日前倒しでしたが2月14日に涅槃会をお勤めし、
当山弟子の慶一さんによる模擬法話、坐禅1炷、『佛遺教経』の中から
「八大人覺(はちだいにんがく)」をお唱えし、お釈迦さまのご遺徳を偲びました。




動画編集の勉強も兼ねているので、動画のデキはまだまだです。
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★幸せを、願い続ける。

2022年01月30日 | 行事報告
令和4年1月16日、一年間の安寧を願う新年大般若修正会をお勤めしました。

今回は総代・世話人さんに代表参列の案内をしていましたが、
新型コロナウイルス感染症・オミクロン株の急激な流行により
直前に参列なしでのお勤めへと変更してお勤めをしました。

当日は住職を含む4名の僧侶が法務を勤め、
山内の寺族がライブ配信・写真撮影・代表参列を勤めました。



PC1台にモニター2台。モニター右はメイン、モニター左はテロップ用。


「殿鐘三会」法要の始まりを知らせる鐘をならします。


「拈香法語」法要の趣旨を述べご本尊さまにお香を供えます。


「浄道場」声明を唱えながらお香・浄水・散華で道場を浄めます。


「読経」太鼓のリズムは“ツテンテン…”、豊川稲荷の打法です。


「転読」大般若経600巻を大きく広げてパラパラと転読します。


お焼香の煙が充満すると日射しが堂内に満ちます


法要後にお話の時間をいただきました。音量が小さい…








《差定・式次第》
0:00:00 殿鐘三会
0:02:15 七下鐘上殿
0:02:40 拈香法語
0:08:15 上香普同三拝
0:10:13 浄道場
0:12:45 読経 『摩訶般若波羅蜜多心経』(三遍)
0:19:15 転読
0:24:00 諸真言
0:26:00 読経 『普門品偈』・『消災咒』(三遍)
0:31:00 回向
0:35:36 略三宝
0:36:20 普同三拝
0:37:30 導師退堂
0:38:15 おはなし
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★私の奉仕、私たちの奉仕。

2021年12月06日 | 行事報告
師走に入ってすぐ、12月4日に、檀信徒と有志による清掃奉仕会を開催しました。
今回で、35回目、ほぼ年に2回開催していますので、足かけ17年です。
感染症が気になるので積極的な告知は控えていましたが、
それでも遠近から、老若男女を問わず11名が駆けつけて下さいました。

短時間・少人数での開催ですので、ご奉仕内容も以前に比べてぐっと絞っていますが、
それでも、いま押さえておきたい事柄をまとめると、こんなにたくさんありました。



・本堂ご本尊さま前の荘厳(水引と柱巻)の換装
 ※夏物から冬物に掛け替えました。


・本堂東側控室の障子紙の貼替
 ※古い障子紙は前日に剥がしておき、当日は貼るのみでした。
  障子紙の張替をしたことがある人とない人で、経験のリレーも。






(翌日。糊が乾いても剥がれていません。)


・大黒天の遷座(お祀り場所の移動)
 ※書院から本堂(大間)へと移動する動線が、大黒天前を横切っていたので、
  まわりに注意を払わずに歩いている人だと大黒天を素通りしてしまうこともありました。
  今回の遷座によって動線の正面に大黒天が祀られているので、流石に意識してもらえるでしょう。

 
 ※説明図が雑なので、実際の場所を知らないと、イメージしづらいかも。


・灰ならし・磨きもの




・駐車場と墓地入口の側溝さらい


・墓地(本堂横・若松墓地)・原3飛び地の掃き掃除




来年の施食会前のご奉仕は、4月29日(昭和の日)を予定しています。
この時期なら、多くの方たちに参加していただけるかな。そうなりますように。

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★令和3年10月の坐禅会開催しました。

2021年10月07日 | 行事報告
10月の坐禅会、おおむねいつも通り開催しました。
“おおむね”というのは、開催通知が2日前(汗)
というギリギリなかんじになってしまった反省からです。
お彼岸が終わって直後、ホッと油断をしていました。



◆2日夕・定例坐禅会◆
オンライン4名+PV2名

坐り方の案内なしで2炷。2炷目は『普勧坐禅儀』坐誦。
コロナ感染症の流行前は堂内で声を揃えてお唱えしていましたが、
いまはオンライン形式なので「一緒に声を出す」のが難儀です。
参加者皆さんはミュートでお唱えか、聞くのみで進めています。

坐禅後のお話は「私を“私である”と証明できないこと」について。
オンライン参加の1人は、時間までに帰宅ができずアウトドアからのアクセスでした。



◆3日朝・初心坐禅会◆
オンライン6名+PV4名

坐り方の案内をしてから1炷。
坐禅後のお話はせず、今回の感想・質疑応答などをひとりひとりから。
オンライン参加の6名にマイクがまわったところで、
終了予定の8時になってしまって一旦閉会しました。

以降、時間都合の付く方のみアクセスを継続してもらい。
本堂でのPV参加の4名にもマイクを回しました。
最終的には40分オーバーしてホントに終了しました。



◆今後の予定について
・R03/11/06(SAT) 16:30-18:00 定例坐禅会(ONLINE・PV)

・R03/11/07(SUN) 6:30- 8:00 初心坐禅会(ONLINE・PV)

・R03/12/04(SAT) 16:30-18:00 定例坐禅会(ONLINE・PV)
 →16:00まで清掃奉仕会・連続参加可能です。

・R03/12/05(SUN) 6:30- 8:00 初心坐禅会(ONLINE・PV)

・R04/01/08(SAT) 16:30-18:00 定例坐禅会(ONLINE・PV)
 →第2週の開催です。

・R04/01/09(SUN) 6:30- 8:00 初心坐禅会(ONLINE・PV)
 →第2週の開催です。

※これまで、お正月も普段通りに坐禅会を続けてきましたが、流石に今度のお正月は第一土曜日が1月1日にあたってしまいます。元日の坐禅会も趣がある良い日かもしれませんが、第二週の開催を考えています。





2日の定例坐禅会前の様子です。
パブリックビューイング坐禅会の準備をしています。


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★秋のお彼岸 中日法要おつとめしました

2021年09月24日 | 行事報告
令和3年、秋のお彼岸法要を、秋分の日にあたる9月23日におつとめしました。
先にご案内のとおり、内献(ないけん;檀信徒の参列を募らない無参列)での法要とし、
インターネットのYouTubeを使ってライブ配信をしました。


新型コロナウイルス感染症への対応をきっかけとして、
当山の年間行事(法要)は、この1年半、全て内献・ライブ配信で実施しています。

今回のお彼岸法要がライブ配信の8回目となりますが、
これまでの配信ではおこなっていなかった
 ※ ご本尊さまの目線に近い「佛天眼カメラ」の映像を挿入すること
 ※ ライブ配信中に、法要進行に合わせてテロップを表示すること
という2つの取り組みを加えてみました。
1つめの「佛天眼カメラ」は事前準備で解決しますが、
2つ目の「テロップ表示」はデータは事前に作っておきますが、
進行に合わせてテロップを切り替えるには、その場での操作が必要です。

法要の形式や、当日の山内の都合により、おつとめの人数はそれぞれですが、
運悪く、今回の法要では、法要進行に関わることがらは全て住職ひとり。
それに加えて、テロップの切り替えもしなければならず、難儀をしました。


準備のため法要開始時間が予定通りにはいきませんでしたが、
始まってからは、無事におつとめすることができました。




これから始まるところ。東堂(先代住職)もお勤めしています。


お塔婆お申し込みの方、お布施・付届等奉納の方の読込をしています。


檀信徒の参列は募っていませんが、山内の子供・姪っ子たちは参列しています。


法要中に来られた方は、本堂正面(外)からのお焼香、
または本堂内に上がられてお焼香をご案内しました。


法要の後に、おはなし「朝の懺悔(さんげ)」の時間をいただきました。




★ライブ配信では1時間強の時間がかかりましたが、
前後の冗長部分をカットし、最後のお話部分に字幕を入れるなどの編集をしました。
現在、収録映像をご覧いただくことができます。(約40分)




動画の「チャンネル登録」「いいね(高評価)」をいただければ幸いです。
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★8月坐禅会の開催メモ

2021年08月23日 | 行事報告
8月の坐禅会は、お盆前に4回ありました。






《1回目・2回目》
8月5日朝と晩のオンライン坐禅会。
近所の日本語学校の生徒さんたちとのグループ坐禅会で、
昨年夏に続いて2年目の日本文化アクティビティーの一コマです。
去年は、感染症蔓延前から来日していた生徒さんと
来日準備を進めつつ断念した生徒さんがいましたが、
今年は自国からオンラインで受講している生徒さんたちです。


1回目は、初めての坐禅という方、いす坐禅という方が多く、
坐り方とともに、坐禅そのものについてのお話をしました。
普段の初心坐禅会でしばしば口にする“do zazen”と“be zazen”は
英語の感覚の方たちにも通じたみたいです。





2回目は、坐禅経験者の方や、日本語での会話に不自由がない方が多く、
坐り方の説明については1回目とほぼ同様の内容。
ブルースリーも言っている“don't think , feel” にをお話するも、
1回目ほどの感触が返ってこず、もう少し参究が必要かも。






《3回目・4回目》
どちらも大龍寺の主催行持ですが、基本的にはオンライン参加を募っています。
ただ、どうしてもオンライン参加ができない方もいるので、
ここ数ヶ月は“パブリックビューイング参加”を設けています。

オンライン参加の人たちへの対応に特化して進めているので、
本堂に来ている人もスクリーンを見ながら参加します。
坐り方の説明ナシとアリの違いでクラスを分けています。


3回目は8月7日夕方の定例坐禅会。
基本的に経験者のみですので、坐り方の説明などはありません。
オンラインの開室をして皆さんが揃ったら坐禅をはじめます。
1炷目は坐るのみ。2炷目には『普勧坐禅儀』の坐誦もしました。
坐後のお話は、「小舟に乗って2人の同船者が落ちた」の話。
オンライン参加6名と、PV参加2名でした。





4回目は8日朝の初心坐禅会。
初めての方が参加しやすいよう、坐り方の説明があり坐禅も1炷のみ。
坐後のお話は、「坐禅の回互と不回互」について。
オンライン参加4名と、PV参加3名でした。



令和3年9月の坐禅会は、11日夕方と12日朝を予定しています。
今回の開催メモと同様、オンライン参加を主体としてPV参加もあります。
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