夢。

昔々、

そうあれは多分十数年前だったか、

その彼とはしょっちゅう呑んでいた記憶がある。

元々はワタクシが働いていた古道具屋へ

臨時バイトで入って来たのが最初の出会いで、

彼もまた地方出身者でしかも当時のワタクシ同様音楽がやりたくて上京していた。

一時はワタシが住んでいたアパートの２階に住んでいた友人宅に間借りしていたこともあった。

このこともまたいっしょに呑むってことに拍車を掛けていたのかもしれない。

まぁ、そんな酔っ払いの青い若者が何するのかってぇ～と

アレですよアレ。

「夢」ってヤツを語っちゃうの。

皆やるでしょ？　えっ？　やらないの？？（笑


そんな彼が良く言っていたのが

「いつか飲み屋をやりたい。」

ってよく言ってた。




そして年月は流れ現在。

そんなことがあったことさえ

忘れかけていたある日。

その彼が先のボロ市へ家族３人でやって来た。



そして言うのである。

「店をオープンする。」

と。







その夢のために彼は某アジヤ料理系の飲み屋で

１０年以上勤めてそのノウハウを吸収していた。

そしてその時が彼に来たのだろう。


「夢」

叶ったな。おい。


現在２月のオープンを目指して準備中だそうだ。


オープンした暁にはベロンベロンになりに行こう。


必ず。