道東の狼!驀進 新鮮組

動乱の幕末を想わせる薄野。新鮮組は動乱の薄野を驀進します!

古き良きプロレス!

2019-11-02 03:51:06 | 格闘技談話
と言う事で、本日より11月始まりました😀 
今月からは、鰤や鮟肝なども入ってますので
ぜひ機会がございましたら、お店に来てくださいね。
13(日)も営業しておりますよ!


さて、最近はず~っとインスタやフェイスブックなど有って
ブログさぼってた感があったので、こまめにやっていこう!!
と思っております。

今、いつの間にか”プロレス”流行ってきてますよね?
札幌でも一時期は集客が大きく減って、
昔は中島体躯センター→月寒グリンドーム→きたえーる
この流れで札幌ドームでもやっていました。
当時のNWO 特需だね。


それが何時のころやら年2回の興行が1回になり、
気が付けば会場もテイセンホールになった。
格闘技ブームでプロレス人気が下がったとき。
皆が1.4の正月よりも、大晦日を選んだころだね。
そんな中で、数年前のきたえーるでのG1開幕戦に行った時の
会場の埋まり方はすごかった!!
なんだか考え深くなっちゃいました。
確かに問題があってPRIDEが終わったこともあるけれど、
この当時の棚橋の頑張りは凄かったですから。

しかし!僕のような昭和プロレスに燃えた人たちには、
実はそこがプロレスから離れてしまう分岐点になっていったのです。
星野さんがなくなって、山本さんもなくなって、経営がブシロードになって・・・


簡単に言うと、新日本プロレスのWWE化だね。
僕はよく言うのはサーカスって言うんだけれど。
WWFは名前をWWEにして、興業の完全エンターテイメント化をはかって
爆発的に集客をアップさせた。
新日本もいつの間にかエンターテイメントに舵を切って
経営の健全化を図った。
これはUWF田村も言っていたけれど、技のかかりがきれいすぎるでしょ?
試合がパッケージとしてまとまりすぎてるんですよ。
具体的に言うと、技がかかるまでのプロセスがないの。
明らかに技にかかりに行ってるのが丸見え。

なぜ技を受けるのか?_なぜその技がかかったのか?
そこに説得力がないと、試合は完全にお芝居になってしまう。

古すぎる話をするのもなんだから、Uインターとの対抗戦の話をすると、
例えば東京ドーム武藤VS高田戦を例にして考える。

 プロレスとプロレス格闘技としてのUWFが試合をすることによって、
純粋なプロレス技はかかりにくいという頭で試合が始まります。
当然高田はスタンディングは蹴りで対応し、
武藤はそれに対応しながら距離を詰め軽い投げ技で
グラウンドに流れるような展開です。
大きく試合が動いたのが、蹴り足をキャッチしてのドラゴンスクリュー
高田が不格好な形で回転した事で、ものすごい説得力を得ます。
そのダメージが観客に伝わることで、フィニッシュの足4の地固めに対し
”わざと技にかかっている”という疑いを持つことなく
試合が終了することになります。
試合を通して常にあったのが”緊張感”で、
それを作ったのが”技は当たり前に決まるものではない”という
共通意識であり、序盤から見せていたプロセス。
これが試合の流れを考えた例です。

 そういった特質な試合以外でも、昔の人は技にプロセスがあった。
長州のサソリ固めにしても、絡めた足に差し込んだ腕とかがんだ体勢
を持ち上げることで足首が極まることによって、相手が回転
技が極まる。これが大切なプロセス。
蝶野のSTFにしても、足を取ったら必ず足首を決めてから
相手を回転させていた。昔はこのプロセスが大切にされていた。

でも今の試合にはそれがない。
もしかしたら、客受けの良い技を多く出すために度外視されているかもしれない。
明らかに段取り組まなきゃかからないような技が多すぎる。
皆がそれを求めているならそれでいいけれど、曲芸だよ。

エンタメ化して見せようとしているものが違うのかもしれないけれど、
プロレスである以上は絶対に必要な事なんだと思うけれどね・・・
まだまだありますが、それはまた今度



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