ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

石清水八幡宮

2009-08-28 11:21:23 | PiTaPaで歩く
   上津屋橋というのはどの駅からも遠いです。どうせならと思って、上津屋橋訪問のあとは、木津川沿いの自転車道を5km.ほど下り、男山にある岩清水八幡宮を見てやろう(信心がないので参詣とは言わないでおきます)と考えました。自転車道は土手の上を通っているので、見晴らしもよく歩くのには快適です。ただ、自転車道ですから自転車もよく通ります。気をつけましょう。
  石清水八幡宮を訪れるのは初めて(上津屋橋も初めて)ですが、幼い頃から名前は知っていました。小学校中学年の頃はまだ読書の好きな少年だった私ですので、伝記もよく読みました。エジソンの伝記の中に、電球のフィラメントに岩清水八幡宮の竹を使ったら驚異的に電球の寿命が延びたということが書かれていて、その八幡宮が京都にあると読んで記憶に残っていました。
  もうひとつ、これも覚えているのが不思議なのですが、高校時代の古典に、仁和寺の坊さんが岩清水八幡宮に参詣に行ったのに、ふもとの神社だかをお参りして満足して、肝心の岩清水さんには参らずに帰ってきたという話。
  男山には石清水八幡宮に参詣する人のためにケーブルカーがあります。木津川を歩いていると男山がだんだん迫ってくるのですが、ケーブルカーに乗るほどの高い山ではないように思います。普段なら絶対に自分の足で登るはずなのですが、なにしろここに着くまでに何キロも歩いています。200円也を払って男山ケーブルカーに乗ることにしました。京阪電鉄なのにPiTaPaが使えません。気をつけることがひとつ。券売機で切符を買う、自動改札機に切符を入れる、片道切符は改札機からは出てきませんのでご注意を。すぐ回収してしまうんですね。
  このケーブルカーにはエアコンがありません。窓が開いていて停車中はホームに設置したスポットクーラーから風が入ってくるようになっています。うまく考えてありますね。だって動いている時間より止まっている時間のほうがずっと長いのですから。3分走って12分止まっている勘定です。後で調べるとケーブルカーの路線距離は411m.、高低差が82m.しかありません。
   ありがたいありがたい岩清水八幡宮。ゴージャスな色でした。不思議と思うことがひとつ。三の鳥居から本殿へまっすぐ参道が続いているのに、本殿は参道から見て正対していないのです。参道から見るとやや左向きに建てられている。どうしてでしょうね。
  帰りは太子坂という石段を降りました。途中に竹やぶも見えて、エジソンの電球を思い出しました。竹やぶといえば蚊。麓に着くまでに2匹が私の血を吸いました。そういえば、登りに使ったケーブルカーの乗務員の足元に電気式の蚊取が置いてあったのを思い出しました。

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2 コメント

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斜め (ini)
2009-08-29 07:45:40
きすけぐみさん、こんにちは。

小さいこともありますがいつもキレイに撮れていますね。色のコントラストが鮮やかでアングルもとても良く感じます。

この写真でも確かに参道が斜めになっているのがよくわかります。
ちらっと他所のブログを見てみたら、これは本殿が左向きなんじゃなくて参道が斜めで参拝して戻るときに神様にお尻を向けないようになっているからだそうですよ。
確実はどうかはさだかではありませんが…。
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そうなんですかぁ (きすけぐみ)
2009-08-29 16:55:11
iniさま、いつもありがとうございます。

そうなんですか。私もどこかにこの件について記してあるところがあるだろうと思っていたのですが。なるほどねぇ、賢くなりました。ありがとうございます。
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