デジカメで写真が上手になる方法７ 共有、発表

  従来、写真を見せてアドバイスを貰うことができたのは、基本的に自分と同じ場所にいる人だけだったはずです。「先日の旅行の写真です」とか、「こんな写真を撮りました。アドバイスください」とか言えるのは、直接会うことができる人であるはずなのです。もちろん、相手に写真を送って見てもらうという方法だってありましたが、それは限られていて、見ず知らずの相手に送りつけることはできません。
  今、ネットワークを利用して、多くの人に見てもらうということが可能になりました。知り合いにメールで写真を送ってアドバイスを受けるという方法だってあるでしょう。いわゆるホームページで公開するという方法もありますし、ブログなら、手続きはもっと簡単です。それよりもっと簡単なのが、Yahoo!フォトなど、ネットワークアルバム。画像データを転送するだけで使えます。ブログであれ、ネットワークアルバムであれ、アップしたら必ず人目に触れるとは限らないわけですが、見られるかもしれないという緊張感は写真の上達に寄与するかも知れません。
  ネットワーク上のマナーとして、見ず知らずの人の作品を簡単には批判できないというルールがあります。議論を超えてけんかになってはまずいですからね。では、気に入らない作品はどうするか。無視して見ないということになってしまいます。したがって、一般的には見ず知らずの人は、褒めこそすれ、けなさないということになります。それでは上達には繋がらないでしょうから、どなたかアドバイスをくださいというテキストをつけてみるとどうでしょう。良心的な先達の目に止まれば、必ずアドバイスのコメントをくれるでしょう。
  また、プリアという無料プリントも利用してみましょう。プリントしなければ気づかない質感のようなものはきっとあるはず。一ヶ月に30枚を2回までプリントできます。まずデータをプリアのアルバムに送り、その後注文をするという手順です。送料も無料です。 （プリアを使ってみた感想はこちら）