ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

法華山山頂

2009-05-19 12:26:52 | PiTaPaより遠くへ
   加西市にある法華山一乗寺に初めて参りました。ずっと長い間、いっぺん行ってみたい(お参りしたいと思わないところが、信心のないところです)と思っていました。御詠歌の26番目に出てくるお寺です。山に囲まれたいいお寺でした。紅葉の名所でもあるようです。秋にまた来たいものだと思いました。
  金堂を出ると、奥の院はこちらと案内がありました。せっかく来たのだから奥の院とやらを見てやろうと思って歩き始めました。開山堂という小さな建物の横をすり抜けて登っていきます。やがて賽の河原というところに着きました。ここから奥の院はどちらにいけばいいのか案内が途切れます。案内があるのは法華山頂上はこちらという案内だけ。私より先に、道を登っていった女性はUターンしてきて、私に聞きます。「奥の院はどちらでしょう」私にも分かりませんと答えると、探すのを諦めたらしく、山を下っていきました。あの女性が諦めたのだから私はきっと探してやろうと妙な根性を出して山道を登っていきますが、一向に奥の院はみつかりません。頂上はこちらの案内ばかり見える道を登っていったら、なんとついに山頂にたどり着いてしまいました。
   「法華山裏山243.3m」という札が木にぶら下げてあり、三等三角点の標がありました。一乗寺山門が標高100mくらいですからハイキングにもならない山登りですが、近頃三角点づいているので、三角点を見つけられたのでまぁいいかと納得して下山しました。
  結局、奥の院は…。家に帰って、拝観供養券(拝観のしおりと書いてある)という領収書代わりのしおりを読んでみると、奥の院とは開山堂のことだったとわかりました。拝観のしおりはもらったときに目を通しておくべきものですね。ずっとずっと昔、高校の古典で"仁和寺にある法師"が"石清水八幡宮"に参ったつもりになっていたという徒然草の勉強をしたことを思い出しました。

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