改めてwebを検索してみると、ウィキペディアにも「富倉そば」という項がありました。先に記したようなこともわかってきました。何より中野市へ引っ越した屋号も知らないその民家の屋号も住所も電話番号もわかりました。ナビに電話番号を入力したら、ちゃんと行き先案内をしてくれました。ありがたいことですね。右も左もわからない初めての土地でもちゃんと行けます。
誤解を恐れずに言えば、なんとなくやぼったいお店です。むしろこじゃれていないだけ親しみがもてるというものです。手打ち大盛りざるそば(1100円)を注文をしました。
漬物はなすびときゅうりかな。野沢菜にはまだ季節が早いですものね。ややあって出てきた幻のそば。やはり薄い。細いのではなく向こうが見えるくらいに薄いのです。20年前はもう少し緑色が強かった気もするのですが、自信はありません。薬味はねぎ。冬瓜つき。そして蕎麦湯。薄く打てるだけ軽くのどを通っていく感じがします。この蕎麦の値打ちはもしかしたら軽さにあるのかも知れないと思いました。つゆは出汁にこれでもかという嫌味がないのが優しいところ。
忘れてはならないのがかんずりという香辛料。つゆに溶いて使います。そばを食べながら考えたことは、私はいつからかんずりを知り、好きになったのだろうということです。やはり20年ほど前の「郷土さん」でそばを食べたときから始まるのではないかと思いました。
誤解を恐れずに言えば、なんとなくやぼったいお店です。むしろこじゃれていないだけ親しみがもてるというものです。手打ち大盛りざるそば(1100円)を注文をしました。
(続く)
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