
天気は上々です。雲ひとつない。前日の24日は厚い雲に塞がれてとても寒かった。今日はよく晴れてくれたものだと頬が緩むのが自分でわかります。
11月25日。今日は京都へ出かけます。「京めぐり」とタイトルのついた近鉄・地下鉄・市バス・京都バス京都観光一日乗車券、この1枚で一日遊べる便利な切符を持って。
まずは、この魔法のような切符を入手しなければなりません。早朝、大和西大寺駅の窓口で「京めぐり、1枚」と言って購入。切符のほかに1枚モノのガイドマップをもらいます。神戸のときの切符には、クーポンの束だの、地図だのが入った袋入りだったことを思うと、貧相な印象です。魔法の切符を改札機に通して京めぐりのスタートです。景気づけに駅構内の二条庵でうどんを一杯。かけで220円也。確かにかけです。うどんのほかにはネギしか入っていません。でもそんな些細なことは気にしません。今日は京都で紅葉を楽しむのですから。
今年は紅葉が昨年よりも早い気がしています。昨年、しょうざん庭園を訪ねたのはカレンダー上でもう一週間後でした。紅葉情報によると京都の街中がほぼ見頃。22日付の情報では大原の寂光院が盛りすぎ。同じ大原でも三千院は見頃となっていました。その3日後に訪ねるわけですから三千院も盛りを過ぎているかなとは思いましたが、とりあえずは大原へ行ってみようと考えました。なにしろ、こちらには魔法の切符があります。こんなペランペランの1枚で今日は京都を自由自在です。そのエリアの一番遠いところが大原ですから、行かないわけには参りますまい。
近鉄京都線の竹田から地下鉄烏丸(トリマルって読まないでね)線に乗り換え、終点まで行けば国際会館。あの京都議定書の国際会館です。近鉄から地下鉄に乗り換えるには二つの方法があります。先述の方法と、もうひとつは近鉄で終点の京都まで行き、烏丸線の京都から乗る方法。便利なのは前者の竹田乗換えです。ホームに下りたら向かいに地下鉄の車両が扉を開けて待っていてくれます。この方法は便利なのですが色気がありません。竹田を出たらすぐに地下に潜ってしまうからです。季節も天気も風景もあったものではありません。その点後者の京都乗り換えのほうは少しずつ都に近づくのが実感できて気分がいいですよ。東寺の五重塔が見え、京都タワーが見え、JRの京都駅が見えると、京都に来たぞという気持ちになるものです。
今日は色気のないルートで、終点の国際会館へ滑り込みます。地上のバスターミナルへ出たら大原行きの京都バスが出発寸前。係員さんに出発をとめてもらってのギリギリ乗車。待ち時間ゼロで出発。八瀬を抜けて大原に着くのに約20分。大原ってこんなに近かったっけというのが感想です。まだ10時前。そんなに混雑もしていません。紅葉はちょうど見頃かなと思いながら三千院への参道を上ります。みやげ物屋、食べ物屋、漬物屋…こんなに多かったかなぁと思いながら三千院へ到着です。
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