ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

松江歴史館

2015-10-19 07:46:17 | PiTaPaより遠くへ

 庭園があると書かれていたので、松江歴史館へ入ってみました。城代家老屋敷跡だそうですが、建物は比較的新しい。静かでいいところです。有料の部分はパスして、これまた私としては珍しい、和菓子とお茶をいただきました。松江和菓子研究家だという方が、創作和菓子実演販売をしていたのに惹かれたのです。松江藩主の松平氏によって茶道が根付き茶どころとなり、また和菓子も発達したというわけです。暮らしの大広間からお茶をいただきながらお庭が見える、とても贅沢なところ。「きはる」という喫茶店らしい。


 帰りがけに、屋敷に貼り付けられていた銘板に気づきました。電源立地地域対策交付金を使って、この松江歴史館が作られたようです。調べてみると、2011年に松江市が島根原発3号機(建設中)に関わる35億円だか39億円だかの交付金でこの松江歴史館を建築したそうです。そして、歴史館の建設のために古い町並みも壊されたとか。


 それに、島根原発は日本で唯一、(合併によって)県庁所在地に存在する原発だそうな。地図をなぞってみると、松江城あたりから北北西方面に10kmくらいのところに原発があります。ほっこりしたいい町だと観光客として好感をもっていますが、別の方面に目を向けると、喜んでばかりはいられないなと感じました。


(つづく)


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