
やっと晴れました

今後の予定を20日インスブルック⇒21日フュッセン⇒22日ミュンヘンという風に考えて、駅へ宿の手配と交通手段の確認をしに行ったのですが、目論見どおりには行きそうにないです。まずは、インスブルック⇒フュッセンは電車では直接行けないみたいなのです。地図の赤のルートで行きたかったのに、緑のルートを取っていったんミュンヘンを経由しなければ行けないという、なんとも非効率なルートしかないそうです。(結局電車とバスを乗り継げば、赤のルートで行けることが後日わかりました。)

約2時間の電車の旅で、車窓の風景が低い山や丘のある平地から、高い山々が連なる景色へと変わってきました。インスブルックはアルプスの麓の町なのです。

インスブルックで泊まろうと思った宿は、電話で予約しようとしても「いいから、こい!」としか言わない変な宿で、実際行ってみると、受付のおっさんが、家族連れの一団とビールを飲みながらダーツをして遊んでいました。対応もめんどくさそう。息もビール臭い。「ダーツのじゃますんなや」みたいな感じ。宿にも部屋にも鍵が無く、自由に出入りしていいみたいで、西欧としては、かなりざっくばらんな宿です。こういう方が居心地はよかったりするんですが。
ガイドブックを見ると裏にある山の一つにケーブルカーで登れてアルプスのパノラマを楽しめるとあったので、そのケーブルカーに乗るために、えっちらおっちら山を登りました。45分ほど登って、そろそろケーブルカーがあるはずなんだけど・・・と思って歩いてみると、なんか線路らしきものの跡が。

いつの間にか廃線になってたみたいです。仕方ないので下山しましたが、プチハイキングのような感じで、これはこれで気持ちよかったです。

町はとても小さくて、観光の中心となるオールドタウンは15分もあれば全て回れるくらいの規模です。アルプスの山々の美しい姿を楽しんだり、ハイキングしたり、スキーしたり、というのが最大の娯楽なのでしょう。同部屋のオーストラリア人学生は、スキーをするためにここへ来たとか言ってました。まだ雪ないのになあ。

夜は宿でドイツ人の学生(哲学を学んでいる)と、日本とドイツの文化についてまじめに語り合いました。(もちろん、僕の方はカタコト英語なので、正確には伝わっていないはず。)この旅では、ヨーロッパだけにヨーロッパの学生(特にドイツ人)と同じ宿になることがかなり多いのですが、彼らは結構日本のことが好きで、日本文化に興味を持っている人が多いです。サムライとかカラテドウとか仏教とか。僕はそのどれについても専門知識がないので、本などで知った情報をカタコト英語で語っています。誤解がないように伝わってればいいなあ。この日印象に残ったのは、「ドイツの若者は今、キリスト教にはほとんど興味が無く、自分の利益を追求することしか考えていない」と彼が嘆いていたことです。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081156477063.html
のレポートでも楽しみにしてよかな。
あと最近のドイツの若者がアレなのは子供の頃からこんな教育を受けているからじゃないの?
http://news4u.blog51.fc2.com/blog-entry-1189.html#more
ドイツの教育はァァァ!世界一ィィィィッ!!
それとドイツの学生にはこの話題がホットかもよhttp://www.excite.co.jp/News/odd/00081158609308.html
ひろさん、インスブルックはスキーやハイキングにはかなりよさそうですよ!日本の長野とかに似てますね。ここまで都会ばっかりだったので、新鮮でしたよ。