前回も書きましたがアジスアベバはこれまで訪れた北部の町と比べてかなり都会です。別世界です。しかし冷静に考えると、全然都会ではありません。都会と呼ぶのは結構無理があります。日本ならむしろ田舎です。
しかし、これまでの町がこんな感じ↓なのに比べると、
↓こんな感じのアジスアベバは、断然都会と思えて、テンションもあがるのです。
高層ビルもあり、上の写真のようなおしゃれなカフェまであります。イタリア料理の美味しい店も何件かあります。食あたりでかなり栄養不足になった体に、久しぶりのイタリア料理でたっぷり栄養補給しました。
その上、温泉もあります。もちろん着いた次の日に行きました。しかし、地元民達で大混雑。150円くらいと安いですしね。3時間も待ちました。でも、待った甲斐ありです。めちゃめちゃ気持ち良かったです。スーダン以降の旅の疲れが一気にとれた感じです。
フレッシュジュースもおいしいです。写真はエチオピア名物のミックスフレッシュジュース。毎日飲んでます。濃厚な味わいがたまりません。
しかし、そんなプチ都会っぷりも町の中心から10分もあるけば、今まで同様の未発展なゾーンになります。町の中心部にしても、よくよく見てみると、乞食も多いし、なぜか町のメインストリート(車や人の交通量がかなり多い)を羊飼いが羊の群れを連れて歩いていたりもします。気さくな現地人達がひっきりなしに声をかけてくるし、なかなか楽しい町ではあります。
いろんな日本人との出会いもありました。ダハブやカイロで一緒だった世界一周中のS君(彼も今後ケープタウンを目指すそう)とも再会できました。他にも、昔旅行者として訪れた時にいたくエチオピアを気に入り、なんとエチオピア大学に留学したというY君(とても親切)、日本の大学からエチオピアの研究に来ているという人達、他にも何人もの旅行者と出会い、みんながなかなかカラフルなキャラで、とても刺激的でした。そのうちの一人から、実際にタンザニアで強盗にあったという話を聞きました。こういった強盗の話は、人づてではなく、実際に本人から聞くと、怖さ倍増ですね・・・
最古の人類ルーシーの骨の化石
ルーシーが実際どんなだったかの想像図
明日アジスアベバを出る予定です。一路ナイロビを目指します。4~6日かかる予定です。ナイロビに着くまでは、またしばらくネット環境から遠ざかる予定です。