![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ef/a492fb1ad4b1b4bea2e7de6e2a9ee2fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/cd/bbe213ab6dbb7dbe783573c7818c01a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/8f/97a20cba08d219a92156e5f6b9c3cc74.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/31/57ad58f9e1d4e102388569cf14bd744c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/18/d0f126996e429d38022ccbefd64eccac.jpg)
(パンフレットより)
『相国寺の沿革
萬年山相国寺は、室町幕府三代将軍足利義満が、 後小松天皇の勅を奉じて、 夢窓国師 (夢窓疎石)を勧請開山として、 室町幕府の東隣に明徳三年(1392)に創建され、正式には「萬年山相国承天禅寺」と称する。
創建より足利将軍家とは密接な関係にあり、禅宗行政の中心地としての機能を果たした。同じく、多数の学僧を輩出し、五山文学の中心地となり、政治・文化両面で隆盛を極めた。
その後、「応仁の乱」や「天明の大火」といった戦乱や火災により、幾度も諸堂を失いながら、再建を繰り返し今日に至る。
現在は鹿苑寺(金閣寺)、 慈照寺 (銀閣寺)、眞如寺の三ヶ寺を山外塔頭、ならびに十二ヶ寺を山内塔頭として相国寺一山を構成する。また、全国に九十余ヶ寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山である。
山内には承天閣美術館があり、国宝、重要文化財を含む多数の什宝を展示公開している。』
(パンフレットより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/a5/56e253456abe0d7f497b3bc73825d5ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/25/eabaf0bd57e146fd230d0ddc481ccdb0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/00/9378a90ec8dae5999e4cc64385fbd122.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/62/8b13caf87db33260406a3782861e0b64.jpg)
相国寺は京都御所の北側に位置する。臨済宗相国寺派の大本山であり禅宗の寺だ。室町時代の幕開けと共に創建され、当然足利氏との関係が深い寺院となる。当時絶大な権力を拡大させた足利氏の力により、寺の勢いは増強され京都において大きな位置を占めることになった。
その後、足利氏の滅亡と共にお寺の勢いも、さらに様々な災禍に見舞われ低下する。しかしそれでもなお禅宗の重要な地位を占めるお寺として存続され、焼失した建物も再建され、現在の本堂(法堂)である重要文化財に指定された建物は、豊臣秀秀頼により寄進されたものである。
金閣寺と銀閣寺が山外塔頭であることはほとんど知られていないものであるが、相国寺の僧侶が交代でそれぞれのお寺にて務めを果たしている。
境内は広大であり、その中に余裕を持って巨大な本堂・庫裏・方丈・鐘楼・総門・庭園などなどが配置されている。これらの建物の一部が国の重要文化財であり、それ以外はほぼ全てといってもいいほど、京都府の指定有形文化財となる。また方丈庭園は京都市の名勝となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/fe/88172d1e276edd18d290566d2fec79c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/e4/4c754db3af849c882610acb10e42e293.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/6c/d0e1be0dd4a04a140690052d42d51922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c2/fdd8a4edd083e97abe7afd85c9f7662a.jpg)
受付を通って本堂に入ると、高い天井に壮大な龍の円形の絵図が描かれており、その龍の目はどの方向から見ても、こちらを睨み返していると言われている。なかなか見応えのあるものだ。
他にも寺宝として数多くの重要文化財指定の文化財が美術館に収められており、一般公開され拝見することができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/18/a2d87bc62970588b6279e11c8ea7b2a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f7/14e18938d75ee7cd27cbd2956f3b47ca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/82/921fa957c84d92d6e279bc06a231128a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a4/f92b9a2b5de33f2cd20c03a3157fa98f.jpg)
訪れたのは平日であり、天候も良かったが、人はそこそこといったところ。何分にも境内が広いので、そこそこ人が来ていても少ないように見える。いざ受付に行くとかなり大勢の人が順番待ち。一定揃った段階で僧侶の案内で、本堂を回る。最後は方丈庭園となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b2/7bbfa77aaed3090351e8b0afdec01c29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/08/8e4f4392e563f29e58ee52a5f6e996c6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6f/53434101bafde6f0c27c6f226bed4b61.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/9b/a8e1ea0a3ad82fb99028daf81c893112.jpg)
紅葉も見頃で、境内一帯にモミジやイチョウの木が植えられており、豊かな色彩を放っていた。また庭園では枯山水庭園にこれもまた紅葉が、緑の木々に明確なコントラストを放っており、本来であればゆっくり心を落ち着けて見るべきものだろうと思った。尤も私は撮影が目的であり、そうゆっくりしているわけにはいかず、次々に撮影を続けていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b8/df530c8ff690615cc7c574dd6f1bf7a2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8c/152356d438ba1e59c844e15de582c401.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5b/ebd06d449cefb858a7c3c6c3b3623d99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/75/c10b65d98c3181c23726486458579eba.jpg)
私と同じように撮影に熱中している人は他にもいたが、大概は撮影はごく僅かにして、方丈の部屋にゆったりと座り庭を鑑賞している人々が多かった。本当はそうすべきものであるとは思うものの、いつも限られた時間の中で行動している身としては、どうしても急いで構図を選び撮影するという、いつものパターンになってしまう。やはり時間を忘れてゆったりと鑑賞するということが、求められるべきものだし、大事なものであるはずだ。ある意味私は情けない有様と言える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/fb/5728c9ca8cb553f614257cbc8e7965c8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/66/97a83b898ebea0228d55b239e1637761.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/da/a87bbd1a8ba77b5423b524bbbe048566.jpg)