切れ切れ爺さんの徒然撮影&日記

主に寺院や神社等を中心に、文化財の撮影と紹介。
時に世の中の不条理への思いを発言していく。

宇治市:琳聖寺~不動寺末寺~城陽市:合掌寺~願楽寺・・・地域のお寺

2020-03-18 23:43:11 | 撮影
 居住地の宇治市や隣の城陽市などには、多くのお寺・神社がある。
 そのほとんどが謂わば無名に近いもので、地域のお寺として檀家さんたちの信仰を得ているという感じだ。どうしても、こんな文化財がある、あんな仏像がある、といったところに目が向きがちだが、一度居住地周辺の無名に近いお寺を少し回ってみることにした。
 結論から言うと何れも何の情報もなく、全く分からないというのが実情だ。しかしそれはそれで地域にとってみれば大事な存在でもあるだろうから、一般的に無名であっても大した問題ではないと思う。
 宇治市は昨年 NHK の「ブラタモリ」という番組で取り上げられ、扇状地の上にできた街並みということで、全体的に東の方の山裾から緩やかな斜面をなして、旧巨椋池干拓地の方に続いているということを紹介していた。となりの城陽市もその一角にあり、同じように斜面上に多くの新しい住宅街が広がり、昔からの古い街並みというものはほとんど見られない状態。
 その中でもいろんなお寺があることが分かったが、それらが何百年も前からあったものなのか、あるいは何らかの事情で最近になって創建されたもの、あるいは市街地開発によって移転してきたもの、様々な事情はあるだろう。調べた範囲では今回紹介するお寺は、何れも指定文化財などは一切なかった。
 ただ一箇所だけ、合掌寺には入ったところに顕彰碑と彫られた石碑があった。そこに書いてある文章を読むと、大正から昭和初期にかけて、この地にお寺が建てられたようなことが書いてあった。これがただ一つの由緒らしきものと思われるものだった。
 あるいはまた不動寺末寺については、どのような性格のお寺なのか全くわからない。入口はただ単なる普通の家のようだし、境内にあたる場所には、お寺らしきものも石造物などがいろいろと置かれてはいたものの、地図にさえ載っていなかった。一応、境内には弘法大師の像があるので真言宗関係かな、といったところ。まあこういうところもあるんだということは、自分にとってもひとつの発見になったし、全国的にもこのようなケースはたくさんあるんだろうとは思う。したがってここではお寺の名前と写真だけを以下に紹介しておく。

宇治市

琳聖寺  日蓮宗

    

不動寺末寺

     

城陽市

合掌寺  法華宗

      


願楽寺

    
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