テケの日記帳

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殺生石は近づいた生き物を怨念で殺す石だって?

2019年11月04日 01時52分12秒 | 旅日記
もう11月なのに9月に栃木県へ旅行に行った話の続きです。^^;

殺生石(せっしょうせき)は那須の名所・史跡なので行ってみることにしました。

那須湯本温泉付近にある那須温泉神社那須のパワースポット 那須温泉神社に参拝して歩いても行けそうだったけど、車で3分くらいで到着。


車を停めて橋を渡ります。現在は殺生石園地として整備されてるようですね。


そうそう、那須温泉神社の本殿のあるところから見下ろせます。


では、散策しましょう。


松尾芭蕉も訪れたのですね。奥の細道にも記録したようです。「殺生石は那須の温泉が噴き出る山の陰に有った。石の毒気はいまだもって収まらず、蜂・蝶の類が砂の色が見えないほど重なり合って死んでいる。」ってかなり硫化水素ガスなどの火山性ガスが漂ってたようです。そんな毒ガス濃度で探索してたなんて怖い。。この日も硫黄のにおいはかなり漂っていました。ただ、硫化水素は無臭なので硫黄臭少ないイコール、安全とは言えないかもしれないので注意しないとね。役所はしっかりチェックしてくれてるみたいだから大丈夫とは思うけどね。


那須町の「殺生石と白面金毛九尾の狐伝説」看板です。鳥や虫がバタバタ死んじゃうから妖怪の仕業って昔の人は思ったんだね。九尾で顔が白くて金毛の狐なんてオドロオドロシイ姿!((+_+))
九尾の狐が討伐されて変わった姿が殺生石で、その怨念で近づく生き物はその毒気でみんな死んでしまう。。。
無知は怖いけど現代人だって知らないことはいっぱいあるし偉そうなことは言えないよね。。


盲蛇石(めくらへびいし)ですって。
五左ェ門と盲目の大蛇の話です。大蛇の首に似たこの石っていうけど?。。


五左ェ門は長く厳しい冬を越すため薪(たきぎ)を取りに行って一休みしていると盲目の大蛇がうずくまっているのを発見して、このままでは冬を越せないと思い、ススキと小枝で小屋を作って大蛇の住まいを作ってあげましたとな。翌年、湯殿開きの日に小屋に来て蛇を探したけど蛇はどこにもいなくて、かわりに輝く湯の花があったそうな。五左ェ門の優しい気持ちが神様に通じて湯の花のつくり方を教えてもらったという伝説です。その後、湯の花のつくり方は村中に広まり、神の使いである蛇を助けたので湯の花の作り方を伝授されたと感じた村人達はこの石を"盲蛇石"と名付け信仰の対象となったそうです。
勝手な想像だけど、実際には毒ガスで死にそうな蛇にススキをかけてあげたら湯の花がついてるのを発見して、それが商売になって感謝の気持ちを残したのかも。。


左右の歩道の中にあるのが「賽の河原」ですね。石を積み重ねた人は何思う。。人知れない思いがあるのでしょうね。。


こうやって昔の人は湯の花を採取したのですね。


江戸時代は年貢米の代わりに湯の花を納めていたのですね。湯ノ花から取り出される硫黄は黒色火薬の原料にもなるから貴重な資源だよね。


湯ノ花採取場のアップ。


人々の願いが込められてる千体地蔵です。


教伝地蔵です。


休憩所があったけど利用者は見当たらない。足の弱い人は休憩するかもね。


突き当りに殺生石があります。


草木が生えない不毛の地。


殺生石にはしめ縄がかけてあります。


殺生石の由来看板がありました。


殺生石周辺案内看板です。


殺生石、いかがでしたか。

ではでは、またね~。

【殺生石 地図】住所:栃木県那須町の那須湯本温泉付


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
seiko様へ (テケ)
2019-11-07 23:06:16
コメントありがとうございます。

栃木県、群馬県、長野県って火山が多くてワイルドなイメージです。

それも、温泉など自然の恵みがあって良いですね。

もっとも日本の田舎はみんなそうかも。(≧◇≦)
返信する
Unknown (seiko)
2019-11-06 13:06:23
殺生石と時だけを見ると何やら恐ろしい感じがしますが、きちんとした由来があるのですね。
栃木県、自然が多くていいところですね。
一度行ってみたいです。
返信する

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