テケの日記帳

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韮山反射炉 世界文化遺産へ!

2015年05月05日 14時34分32秒 | 城・神社仏閣・歴史的施設
韮山反射炉世界文化遺産に登録される勧告を受けました!(●^o^●)

とりあえず、おめでとうございます!(^◇^)

テケも数年前に見学に行ってきたけど、まさに日本の産業革命の一角を担ってますね!

当時の江川代官を始め、多くの人々の努力や知恵に頭が下がります。


実際に稼働したものでは国内で唯一、完全な形で残っているなんて素晴らしいです。


テケは長いこと、反射炉の鉄枠は製造当初からの補強材として、模様が良い味出してると思っていました。。。

でも、見学してみて、「老朽化したため補強してある」と聞いてビックリ!( ゜Д゜)

それでも、今後、耐火レンガの老朽化が問題ですって!






下の画像は、鋳鉄製24ポンドカノン砲(重量3.5t)です。

明治維新後、大国に立ち向かう大砲の原点ですかね。。。

木村鋳造所が復元し寄贈したものだそうです。

寄贈時、鋳造工学の観点から見た韮山反射炉の解説PDFがあったので貼っておきます。⇒韮山反射炉の大砲復元鋳造について




参考にウィキペディアもどうぞ!⇒韮山反射炉/ウィキペディア

地図:静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268



明治日本の産業革命遺産として、たくさんの遺産が登録されそうですが、グラバー邸とか松下村塾とかはどんな繋がり?

って、素朴に考えますよね。。。

間接的には大きな影響を与えてると思いますが。。。(#^.^#)

過去記事見てね!⇒吉田松陰

グラバー邸については、グラバーが莫大な資金援助と思想で坂本竜馬に援助し、グラバーはフリーメーソンだったとか、その手の書き物を見ると、結構、納得しちゃったりしますww

・・・という考えでは、世界遺産登録にもフリーメーソンが関与してる。

・・・なんて、妄想してみたりしてww・・・

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幕末の偉業光当たる 韮山反射炉 世界遺産へ2015年5月5日 朝刊

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)の4日の勧告を受け、静岡県伊豆の国市の韮山(にらやま)反射炉など「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録される見通しとなった。建造を指揮した韮山代官・江川坦庵(たんなん)(1801~55年)の子孫で、江川家42代当主の洋さん(45)=東京都世田谷区=は「子孫として反射炉を守り、坦庵が必死に日本を守ろうとした志を伝え続けたい」と、保全と継承への思いを新たにした。(山田晃史)
◆未知の技術に挑戦「志継ぎたい」 建造指揮した江川坦庵の子孫
 「韮山反射炉が造られた背景と、当時の国内の技術が結集していることを知ってもらえる機会になる」と、洋さんは登録勧告を歓迎する。
 韮山反射炉は鉄製大砲鋳造を目的に造られた溶解炉で、実際に稼働したものでは国内で唯一、完全な形で残っている。良質な鉄を鋳造するため、アーチ状の炉の天井に熱を反射させて一点に集めることで高温を実現した先進的な設備だった。二〇一一年に産業革命遺産(当時は九州・山口の近代化産業遺産群)の構成資産に追加された。
 江戸幕府の海防の実務責任者だった坦庵は、江戸湾の海上砲台(品川台場)と反射炉の建造をセットで進め、ペリー来航以降、強まる外国船の圧力に対抗しようとした。洋さんは「明治維新の偉業は知られているが、少し前に日本のために立ち向かった坦庵のような人にもスポットライトを当ててほしい」と今回の世界遺産の効果を期待する。
 一八五四(安政元)年に韮山での反射炉建造を始めた坦庵は激務の末、翌五五年に江戸屋敷で病死。反射炉は跡を継いだ息子の英敏が五七年に完成させた。
 洋さんの目鼻立ちには肖像画の坦庵の面影があり、自身も一級建築士。「幕末にあれだけ巨大なものを造り、未知の技術にも挑戦した。建築士としてレベルが違う」と感服する。
 洋さんは二〇一〇年から、反射炉関連を中心に江川家の資料を管理する公益財団法人江川文庫の理事長も務める。「世界遺産登録の機会に当主で理事長を務める重圧はあるが、先祖を振り返りながら自身の糧にしたい」と語った。
◆川勝知事「喜ばしい」
 静岡県の川勝平太知事は「大変喜ばしい。国や関係自治体と連携しながら、韮山反射炉が富士山に続く本県二つ目の世界遺産になるよう万全を期す」とのコメントを発表した。
◆傷むれんが保全に課題
 韮山反射炉は実際に稼働した反射炉では国内で唯一完全な形で現存しているが、耐火れんがの傷みが激しく、保全に課題が残る。
 一八五七(安政四)年の完成以降、陸軍省や地元町村により三回の保存修理が行われてきたが、一九八五~八九年の工事を最後に手がつけられていない。市世界遺産推進課の担当者は「過去の耐震補強で震度6強まで耐えられる」と話すが、傷みのあるれんがの影響を心配する。完成当時のれんがは八割ほど残っているが、修理で差し替えを続ければオリジナルはいずれなくなるため、修理の工法に苦慮している。
 市は今年、劣化状況を把握する追加調査を実施。保存や建築に詳しい大学教授らに相談して工法を決め、二〇一八年の修理工事着手を目指している。
◆無料バス運行
 韮山反射炉の最寄り駅は、伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅。週末と祝日、無料シャトルバスが運行されている。午前十時から午後二時五十分の間に一日六便。
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<世界文化遺産>韮山反射炉…「技術立国・日本の礎」 静岡毎日新聞 5月4日(月)21時25分配信

 ◇登録勧告の「明治日本の産業革命遺産」の一つ

 「地域の財産を次世代へ引き継ぐのに強みが加わった」。世界遺産への登録の可否を調査する諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)から4日、「登録が適当」と国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告された「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(福岡、長崎、静岡など8県)。構成資産の一つ、韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)を築造した江川英龍(坦庵)の史料などを保存する江川文庫の橋本敬之学芸員(62)は笑顔で語った。江川家を研究し約30年。この日を待ち望んだ。「これで英龍の業績が世界に知られるようになれば」と期待する。

【写真特集】明治日本の産業革命遺産 軍艦島、韮山反射炉など

 韮山反射炉は、天井で熱を反射させて鉄を溶解し、大砲を鋳造する。江戸期には鉄製や銅製の大砲100門以上を作ったが、1864年に廃炉になった。実際に稼働した炉としては国内で唯一現存する。

 伊豆の国歴史ガイドの会の小松逸夫会長(78)は「案内した観光客に世界遺産登録への協力を呼びかけてきた。今後はお礼も込めてガイドしたい。反射炉は技術立国・日本の礎そのものだと伝えたい」と喜んだ。

 静岡県庁の富士山世界遺産課では、午後8時半に登録勧告が伝えられると、待ち構えた職員らに安堵(あんど)感が漂った。小坂寿男課長は「イコモスの現地調査では悪くない感触だった。6月の正式決定を目指して頑張りたい」と話した。

 川勝平太県知事は「大変喜ばしい。富士山に続く本県二つ目の世界遺産となるよう万全を期したい」とコメントした。【西嶋正信、石川宏】
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