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 「遺 骨 奉 還 ・ 和 解 と 友 好 の た め の 東 ア ジ ア ネ ッ ト ワ ー ク」

長年の眠り

2014-11-12 11:56:31 | 日記
11月5日
名寄市風連(旧風連町)に走った
ここの共同墓地に
ふれあいの碑というのがあり
そこに、31体の朝鮮半島出身者の
遺骨が納められているという
空知民衆史講座と北海道フォーラムの主たるメンバーで
調査に向かった



そこは、6地蔵と名づけられた
お地蔵様の横にあった



約2tの御影石の蓋を開けるのは容易ではなかった





蓋を開けた中に
白い布で包まれた骨箱が
31体置かれていた
小さいのが多い
子供の遺骨だ
骨亀や骨壺、骨箱に入れられ
白布に包まれていた



平成14年、ここに移され永久の眠りについた
調査で確認された
名前の判明した遺骨は
1体
4歳の子供さんであった



他の遺骨も調べた



だが骨箱は無記名だった

埋火葬認許証には
本籍地は書かれていない

戦後風連のお寺に預けられて
その後、ここに埋葬されたとのこと

そのお寺でも
先先代のことで
詳しいいきさつはきけなかったが
役場から
依頼され
お寺で安置してきたものだそうだ



名雨線工事、土工夫、小作人と書かれた
埋火葬認許証
また一つ課題が増えた


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