芦別市のお寺に、追悼碑が建立されました

昨年夏　８月
猛暑の中
大勢の人がそろって
闇埋葬証言にもとづき
西芦別大曲地区の河川敷で
遺骨発掘が行われた
流れ落ちる汗
川原に１００人を超える人々が

残念ながら
埋められた痕跡が確認されたが
遺骨に辿り着かなかった

川の氾濫などで
流されてしまったようだ

だが、歴史の記録の中に
記録された

大林監督の映画にも
発掘のシーンが登場するするようだ

８月２２日
東川の発掘を終え
芦別の秀岳寺で
新たな追悼碑が建立された

その追悼碑の
除幕式に参加してきた

和と書かれた
碑の下には
三井芦別炭鉱で犠牲となられた
朝鮮人の遺骨が眠っている

碑は、発掘の残金と
秀岳寺小島住職にの寄付による
芦別仏教清和会の協力のもと
追悼法要が行われた

参加者は
手を合わせ
心からの供養を行った
仏教式

朝鮮式

朝鮮式儀礼には
全員が参加
私も正規なかたちで
供養を行ってきた

これで
安らかに眠って下さいと
言えるだろう

無縁仏の中に

ＮＨＫ小説ドラマ「すずらん」その舞台となったのが
明日萠駅　留萌本線恵比島駅だ
ここは、沼田炭田の
留萠鉄道との分岐点
浅野炭鉱、明治昭和炭鉱があった

今は、まるで面影もないが
この駅裏の
お寺の納骨堂で
１体の骨箱が見つかった

昭和１９年５月１６日
享年３９歳
法名　釈往相
俗名　山本一相

書かれていた
名前を頼りに
遺族を探しています

調べによると
この人は
明治昭和炭鉱で亡くなったことが
分かった

この寺の住職の依頼で
調べて分かった

亡くなってから
７０年

今の、韓国
慶尚北道漆谷郡北三面　出身


遺族が
何を思うのだろうか？

明治昭和炭鉱

あの劉 連仁さんが
逃げ出し
１４年間隠れ逃げた
炭鉱である

今、炭鉱跡は
ダムの底