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 「遺 骨 奉 還 ・ 和 解 と 友 好 の た め の 東 ア ジ ア ネ ッ ト ワ ー ク」

遺族の元へ

2014-08-13 17:23:23 | 日記
昨年、沼田のお寺で見つかった
旧明治昭和炭鉱の犠牲者
故山本一相氏の遺族が
韓国の釜山で見つかり
7月26日来道されました
いみじくも
昨年お寺の納骨堂で発見した日と同じ日でした



遺骨の本名は
呉一相(オ・イルサン)
遺族は4女の方がご存命で
呉貞子さん、息子さんと娘さんを連れてやってまいりました



納骨堂で



ご遺骨と対面
そこで読経が行われ手を合せる姿



どうして亡くなったのか
今も不明のままですが
急性肺炎と埋火葬認許書に書かれてはいましたが
70年を経て
取り残された遺骨は
遺族の手で故郷に帰ります

翌27日に
近隣の僧侶が集まり
追悼法要が行われ



手厚くお見送りがされました



使役企業の昭和炭鉱は
今はありません
ここの恵比島の駅から17Km奥にあり
留萌鉄道が、昭和炭鉱まで走っていたそうですが
今は、その面影もありません。



このお寺の坊守さんの
希望通り
遺族の元へ
手渡された遺骨は
故郷の地で
深い眠りにつくことでしょう