30分ほど前、電話が鳴りました
普段鳴ることのない固定電話が鳴りました
予感した通りのれんらくでした

少し前の話です
連休前というか連休の前日の夜に母親からの電話で
実家の愛犬「みくるちゃん」が危篤状態であるとの連絡でした
当初、5月3日に帰省予定でしたが
最後に会えたら会いたいと思い金曜日に帰省しました
当日の朝の時点で虫の息だとの話だったので最後に会える
期待をもって帰省しました
実家に到着するとバスタオルにくるまる状態で
いつも床に寝るときの好きな寝方のまま横たわって
かすかに息をしているだけでしたが
のぞき込んで「みっくん、ただいま~」と言うと
目をパチパチしながら鼻を動かして答えてくれました
それから今朝まで頑張って生きていました
明日は出勤日なので名古屋に戻らなくてはならなかったけど
まだまだ頑張ってくれそうな期待があって
「また4日には戻るね~」
「それまで待っててね~」と言って実家を後にしました
夕方連絡したときは、朝と変わらないと言っていたのに
弟が仕事から戻って顔を出した直後に容体が急変して
天国に旅立ったと連絡が入ったわけです
「みっくん」は、私に会えて嬉しかったと思います
だから頑張って私が帰る日まで生きていたんだと思います
私に会えて残る一人の弟に会いたかったんでしょう
弟に会えたから緊張の糸が切れちゃったんだね
でも大好きだった家族全員に最後に会うことが出来て
幸せだったと思います。
13年という長いようで短かった人生でしたが
きっと幸せだったと思います
だって、わたしたちが「みっくん」といられて楽しかったから
痛みから解放されて天国で私たちが老いてのち
訪れるまで待っていてほしい
今は、そんな気持ちです。
最後の時まで床に寝る時の寝方です
いつも私たちを見上げていました
いつも私や母を尾行してくれました
今までありがとう
ゆっくり休んでください
最愛の妹、みくるちゃん
また会う日まで、さようなら
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