目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「食堂かたつむり」 本気なのか???

2011年03月22日 | 映画タイトル さ行
DVDや録画が溜まってるのに、
どうでもいい映画(すみません)ばかり
見てしまうのはナゼだろう・・・。

「食堂かたつむり」(2009年・日)

原作の小説を以前に読んだけど、
内容が薄っぺらくて読後感が良くなかった。
なんかヘンな物語だった。
でも、映画の方もそれに負けず劣らずでした。
原作に忠実といえばそうかもしれません。
(原作の感想は→コチラ

柴咲コウ主演、余貴美子、満島ひかり、
江波杏子、三浦友和、志田未来などなど、
私でも知ってる主演クラスの俳優ぞろいでしたが・・・。

恋人に裏切られ、ショックのあまり
声が出なくなった主人公が田舎に戻り、
夢だった食堂を始めることに。
一日一組の客しかとらず、
その人に合った料理を出すというレストラン。
不思議なことに、その料理を食べた人の
願いが叶うと評判になる。


・・・決定的なことに、出てくる料理が
全く美味しそうに見えないのです。
原作では、食べること=祈り。
命をいただくこと。ということが
しつこいくらい書かれているのだけど、
映画では唐突な感じで描かれるし、
特にラストなんか、グロテスクなばかりで
全く美味しそうだと思わなかった・・・。

キッチュなイラストを組み合わせて
POPに仕上げたシーンなども、
本気でいいと思って作ったのだろうか???
と疑問に思うくらい浮いてます。
泣かせるような展開も、
本気で泣かせようとしてるのか、なんなのか
よくわかりません。

自分がどうしてこの映画を
最後まで観てしまったのかもわかりません。
エンディングテーマ曲も浮いててマッチしてなかったし。

すみません、テレビで観ただけなのに
えらそうなこと言ってしまいました。
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