「オペラ座の怪人」in京都

今頃書いてますが・・・先日、久しぶりに
劇団四季の「オペラ座の怪人」を観てきました！
ひとりで。京都劇場です。
劇団四季は四度目です。

いやー、年末にテレビで劇団四季吹替え版が
放送された時に、京都で期間限定上演があると知り、
これを観ずにいられようか！！と。

しかし・・・その日は３月１２日（土）でした。
前日にあのような大震災があったので、
１人でのこのこ京都まで行ってる場合か？
何かあったらどうする？と思ったものの
上演は変更なくあるようだし、せっかくなので行ってきました。
JR京都駅直結だしね。

本日のキャストは・・・
おお！４度とも高井ファントム！！
嬉しいけど、他のファントムも一度くらいは
観てみたいな・・・。

メインキャストは
オペラ座の怪人＝高井治
クリステーヌ＝高木美果
ラウル＝中井智彦
カルロッタ＝河村彩

高木さんのクリスティーヌも２度目だ。

席は上手側の端っこの方でしたが、かなり前でした。
じゅうぶん表情までわかるくらい！

久しぶりに観た舞台はやっぱりとても素敵でした。
ただ、舞台セット、こんなんだったっけ？？？

地下のファントムの住まいにいざなう時、
燭台は奈落から上がってなかったっけ？

「ALL I ASK OF YOU」のセットって、こんなじゃなかったよね？
（映画みたいに屋根の上にガーゴイル（？）があって
そこにファントムが隠れてる）
あそこはシャンデリアを落とす前のファントムの見せ場。
天井の天使像に乗ってくれなければ！

そのへんは劇場の大きさなどにもよるのでしょうか。
初めて観た劇団四季は東京の汐留だったので、
生オケの「オペラ座の怪人」でした。
大阪も京都もカラオケだから残念だな。

と、本筋とはずれたことから書きましたが
正直なところ、大好きな舞台を観ていながらも
あれだけの災害のことが頭から離れず
こんなことしてていいんだろうか・・・という
罪悪感のようなものもあり、
100％楽しめなかったのは残念です。

それでも、高井さんの歌声には、
やはりウットリしてしまいます。
素顔の地味さとのギャップがまた良い（笑）
手の演技も相変わらず素敵ですよね。
やっぱり高井ファントムは音楽の天使だわーと
思った次第です。

高木クリスティーヌはなんか、すごく勝気で
夢見る夢子的なムードがないように思いますが。
ファントムに惹かれ度が低いのでは？？

映画を観ても、舞台を観ても
いや、舞台を観るとよけいに、
私なら絶対にラウルじゃなくてファントムについていく！
と思うんだよなぁ。

「ALL I ASK OF YOU」のクリスの豹変ぶりが
ファントムじゃなくても怒るわ！ってくらいで
悲しくなります。
あんなに怖いだの恐ろしいだの言ってたくせに
ラウルとラブラブソングを歌い上げ、
さぁ行きましょ♪と去っていく様はあまりにも悲しい。

「POINT OF NO RETURN」は映画版の方が好きだな。
あの方が、ファントムとクリスがあの瞬間には
ひとつに溶け合った、と感じることができるから。
舞台の方は・・・やっぱり哀しいのだ。
抑えた色気がにじみ出ていて素敵なんだけども。
（結局、高井ファントムが大好きだということだ！）

何度も続いたカーテンコールでも
相変わらずにこりともしない高井さん。素敵。

京都は７月までは決定しているようだけど、
次はどこに行くんだろう。
私は次はいつ会えるだろう？？
それまで歌い続けていてね、ファントム・・・。