目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「イエスタデイ」ビートルズ最高

2019年10月18日 | 映画タイトル あ行
楽しみにしていたこの映画!!

「イエスタデイ」(YESTERDAY 2019年・英)

売れないミュージシャンのジャックが夢を諦めたその日、
世界規模で12秒間の大停電が起きる。
その瞬間、交通事故に遭い、意識を失って
病院に担ぎ込まれたジャック。
彼が目覚めると、そこはなぜか歴史上から
ビートルズの存在が完全に消えた世界になっていた。
ジャックが仲間たちに弾き語りでビートルズの
『イエスタデイ』を披露すると、
幼なじみで友人のエリーは初めて聴く美しいメロディに驚き、
大感動してしまう。
やがてジャックが歌うビートルズの名曲の数々は、
彼の持ち歌として世間の注目を集め、
瞬く間にスターへの階段を駆け上っていくジャックだったが…

(allcinemaより)

監督はダニー・ボイル!
脚本はリチャード・カーティス!
あのビートルズを、自分以外は誰も知らない世界になったとしたら???

主人公がビートルズの名曲を自分の曲として
発表し”天才!!”と称えられていく。
アメリカのエージェントにイメージ戦略を練られ、
どんどんお金儲けのきな臭い話になっていく。
幼馴染でマネージャーとして支えてくれてきた
エリーとの関係にも悩み、
ビートルズを盗作しているという罪の意識にも苛まれ・・・

いやー、ビートルズの曲の素晴らしさに尽きる!
歌っているジャック役のヒメーシュ・パテルももちろん上手い。
観終わったら絶対ビートルズ聴きますよ!(笑)

私はハマった!
もう一回観に行きたい

大停電でどうしてこんなことになったのかは謎だけど
ビートルズだけじゃなく、他にも消えてるものもあり
そんな小ネタも面白い。

ファンにはたまらない聖地巡礼のシーンもあるし。

ミュージシャンのエド・シーランが本人役で出ていて
けっこう重要な役なのも面白い。

でもなー
いかんせん、主役の二人に華がない

そりゃ、メジャーな美男美女だと
話に説得力がないし、歌が下手だと気になる。
だからこれでいいんだろうけど・・・
結局のところ、
華のない二人のラブストーリーがメインで
他に作りようがなかったかな??
ミュージシャン・ジャックの
話でもよかったんじゃないかと思うのですが。

そうはいってもこの映画、好きです。

終盤泣かせるんだよなー。
ネタバレなので言いません。
ロバート・カーライルです。

ぜひ観てください。
知らない人はいないと思いますが、
できればビートルズのおおまかな歴史を知ってから。
(詳しくない私でも充分楽しめました)

で、観終わって思ったのが
「僕はビートルズ」を映画化して欲しかったなぁ。

この映画のことを知ってからずっと言ってますが
かわぐちかいじの漫画「僕はビートルズ」にそっくりなんです。

2010年の東京で、ビートルズのコピーバンド「ファブ・フォー」を
やっている4人の若者が、ひょんなことから
1961年にタイムスリップしてしまう。
それは、ビートルズのデビュー1年前

完璧に体に染み付いているビートルズの曲を
自分たちの曲として発表することで、
いまだ誕生していないビートルズを奮起させ、
この世に生まれていない新曲が聴けるのではないかと考えた
彼らは、50年前の世界で悪戦苦闘しながらも
日本の音楽業界に嵐を巻き起こす。
はたしてビートルズは歴史どおりに誕生するのか?
”ファブ・フォー”がビートルズと対峙することはあるのか??

これも、漫画だから突っ込みどころはあるし
終わり方がイマイチではあるんですが、
50年前の日本で新しい音楽をやる、っていう
タイムスリップものの面白さがあるし
ドキドキハラハラします。
本筋以外のラブ要素などはほとんどないです。

なんせ、主人公がものすごく完ぺき主義な
コピーバンドだから、演奏もまんまビートルズ。
歌詞うろ覚えの「イエスタデイ」の主人公とは違います(笑)
ビートルズ関連のうんちくや豆知識もいっぱい盛り込まれてて
面白いです。

ほんと、「イエスタデイ」とあわせて
これも読んでみてください!!
オススメです。

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