目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ロケットマン」"今”じゃなければ・・・

2019年10月14日 | 映画タイトル や・ら・わ行
いまさらですけど・・・(まだまだ書いてない映画があるんです)

「ロケットマン」(ROCKETMAN 2019年・英)

エルトン・ジョンの映画!ミュージカル仕立て!
派手派手衣装に名曲の数々・・・
ハマっていいはずなのに・・・うーーーん(笑)

ロンドン郊外で不仲な両親のもとに生まれ、
愛のない家庭に育った少年時代のエルトン・ジョン。
冴えない日々を送る中、音楽的な才能を見出されて
国立音楽院に入学する。
やがてロックに傾倒していったエルトンは、
レコード会社の公募に応募し、そこで同じ応募者の
バーニー・トーピンと運命的に出会い、
以来2人は作曲家・作詞家コンビとして幾多の名曲を生み出してく。
こうして稀代のメロディ・メイカーとして
一気にスターダムへと駆け上がっていくエルトンだったが…。

(allcinemaより)

いやぁ~ 惜しい!
・・・って 私としては、
”今”じゃないんだよなぁ!!!
って感じでした。

「ボヘミアン・ラプソディ」にあれだけハマった私。
そのDVDが出た直後の公開で、
同じ英国のロックスター(しかも時代も同じ)
ゲイで、家族や恋人との確執に悩み
病(AIDSとドラッグは違うけど)に苦しみ
それを乗り越えて輝く。

しかも、監督は同じデクスター・フレッチャー
(ボラプにクレジットはされていないけど
前任者降板のあと最終的な監督です)

しかも、エルトン、まだお元気にご存命。

主人公ご存命の自伝映画って、
なんか煮え切らなくて「うーん」ってことが多い。

「ボラプ」がなければそれなりにハマってたかもしれない。
エルトンの曲はあんまり知らなかったけども・・・。

でも、あれだけ熱狂した後では、
どうも入り込めず。
(熱狂的ボラプファンでも、この映画が大好き、って方もいる)

「ロケットマン」はミュージカル映画で
登場人物の心情を歌とダンスで見せる。
それが楽しくてステキでもありますが、
タモリ的にミュージカルが嫌いって人にはちょっと・・・ね。

エルトン・ジョンの人生も、両親との関係に苦しんだり
ドラッグに溺れたり(あれだけムチャクチャしてても
大丈夫なもんだな・・・と妙なところに感心)
波乱万丈ではありますが、今は結婚して養子も迎えて
幸せそうだよね。

この映画も、エルトンを演じた
タロン・エジャトンの熱演は観る価値あり。
なんといっても自分で歌ってるからね!!

見た目のそっくり度もたいしたものです。
(ラミ・マレックがフレディ役でオスカーもらったのなら
タロン君だって欲しいだろうなぁ。)

それだけに、ハマれなくてごめんなさい・・・って気持ちです。

エルトンの親友で相棒のバーニーを演じたのが
「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル。
もう20年も前!感慨深いです。
(いい映画です!)

あと、エルトンのマネージャー、ジョン・リードは
「ボヘミアン・ラプソディ」にも出てきた人。
こんな悪い男やったんかい!!
こっちの方が色気ダダ漏れです。

最後の「I'M STILL STANDING」のMV、
すごい細かい再現!!と思ったら、
エルトンだけタロンが演じてて、
オリジナルのMVと合成したんだとか。

ほんとに本人とそっくりです!
オリジナル、貼っておきますね。↓↓↓




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