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目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「風の中のマリア」 百田尚樹

2011年02月03日 | 読書
百田さんというと、関西においては
あの「探偵!ナイトスクープ」や
数年前の「合コン!合宿!解放区」などの
テレビ番組の作家さんという認識・・・。
(娘さんや息子さんまでナイトスクープの
依頼者として出演していたことがある)

最近は「永遠の0」「ボックス!」などの
小説も評判がよくて、私も数冊読んで
気に入ってます。

「風の中のマリア」
(百田尚樹 講談社)

これは、オオスズメバチが主人公。
ハチですよ、蜂。
昆虫を擬人化してその生態を描いてるんです。

これがもし新書だったりしたら、絶対に読むことは
なかったと思います。
小説になってるだけで、こんなにも
読みやすくて面白いなんてスゴイ。
百田さん、ありがとう。

オオスズメバチの働き蜂は全部メスなんだって。
一生(わずか30日程度)卵を産むことなく
ひたすら幼虫のためのエサを狩りに行ったり
巣を作ったり・・・という一生を送るのです。

たった1匹の女王蜂が築き上げる帝国の隆盛と
衰退の歴史や、その遺伝子が子孫を残していく仕組み
などなど・・・興味深く読むことができました。

でも、私は昆虫には生まれ変わりたくないなぁ。
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