目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

8月に読んだ本

2017年09月04日 | 読書

8月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3138
ナイス数:312

8月はがんばった!

「みかづき」や「かがみの孤城」は本当に面白くて、あっという間に読んだ!

再読の「ワンダー」も泣いた・・・。今月は「もうひとつのワンダー」読む!

ワンダー Wonderワンダー Wonder感想
スピンオフ(アナザーストーリーかな?)の「もうひとつのワンダー」を読む前に再読。秋にアメリカで公開される映画のキャストを思い浮かべながら。(ジェイコブ・トレンブレイ君、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン!日本では来春公開らしい。楽しみ!) 再読だけど泣いた。オギーのお姉ちゃんの辛さが胸にこたえた。文中にもあったように、悪意に満ちた世界でも、きっと善や良心がそれを凌駕すると信じたい。子供たちの読書感想文に読んでほしい夏休みに借りてしまって申し訳ない。買います。

読了日:08月28日 著者:R・J・パラシオ


明るい夜に出かけて明るい夜に出かけて感想
読み始めの想像以上に、心があたたかくなる物語だった。昔観たウィンターボトム監督の映画「ひかりのまち」をなんとなく思い出した。深夜の街明かりは美しくてなんだか切ない。そこにはそれぞれの人のくらしがあるから。人と接触するのが苦手で(文字通り、手をつないだりという接触)休学中のコンビニバイト冨山君。アルコ&ピースのオールナイトニッポンを愛する。もし私が今の時代にリアルタイムの深夜放送リスナーだったら"職人”目指してたかも。ヤンタン、大好きだったなー。
読了日:08月25日 著者:佐藤 多佳子


かがみの孤城かがみの孤城感想
この本もイッキ読み。中学生たちに読んで欲しい!「闘わなくていいんだよ」「たかが学校」そう言ってもらえるだけで救われる子はいると思う…。不登校の中学生7人が招かれた鏡の中のお城。とまどいながら過ごすうちに(一日のうち9時から5時までしかいられないというのも、うまい設定!)、いつしかかけがえのない場所になっていく。そして怒濤のラストへ。がんばらなくていいから、なんとか生き延びて!明けない夜はないから!
読了日:08月19日 著者:辻村 深月


みかづきみかづき感想
硬い話かと思いきや、読み始めるととても面白く、先が気になって夜中までイッキ読み。いい本読んだ!!!と すがすがしい気持ちに。塾業界を舞台に奮闘する親子三代の物語。いつの時代もすべての子供が等しく満足する学校教育を実現するのは難しい。それを補い、学ぶ楽しさを教え、子供の力を伸ばすのが塾。吾郎さんが目指した子供の自主性、生きる力を伸ばす教育ってどうやったらできるんでしょうね。創始者の吾郎さんが聖人君子ではなく女にだらしなかったり、強烈な女性たちがのんびりとおおらかな男性を選ぶ、というのもなんだか面白い。
読了日:08月17日 著者:森 絵都


クローバーナイトクローバーナイト感想
保育園児の姉弟と、会計士のパパ、起業家のママの幸せな家庭のお話。ママ友関係、保活、お受験、お誕生会、親との関係などなど、誇張しすぎじゃない?!と思ったけど、女性雑誌の連載と知って、なんとなく納得。(世界が違いすぎる) 私は、結婚後も子供を持つことが怖くて仕方なかった。まっさらな一人の人間を育てていくなんて…!!でも、親になってはじめて、自分の親に対する新たな感謝や尊敬も、疑問や反発も生まれた。同じ土俵に立った、って感じかな。みんなが自分それぞれの家庭を守るknightなのです。
読了日:08月15日 著者:辻村 深月


うに勝負―料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)うに勝負―料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)感想
新刊が出ると、一応は読む。そして「う~ん」となる。今回はお料理がんばってましたね。でも、虎吉と瑠璃さんの不思議な能力に危機を助けられても・・・。そして、武藤さんが唐突に登場。印象深いキャラだったので嬉しいけど、これも「う~ん」
読了日:08月11日 著者:和田 はつ子


サイコパス (文春新書)サイコパス (文春新書)感想
サイコパス、映画に出てくる連続殺人犯みたいなイメージだけど、身近にもいるサイコパス。恐怖心がないので大胆な決断ができたり、弁が立つから社会的に成功していたり。いるいる。一見魅力的だけど、深く知るとそうではないことがわかる。他人をうまく利用する人、異常なまでの自信家、人の心がわからない人・・・。脳の働きが普通の人間とは違うんですね。
読了日:08月11日 著者:中野 信子


幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動感想
シリーズ第2弾。今度(こそ)はデパ地下のお話。閉店の危機を乗りきったかと思えば、まだまだ続く売上低迷。そこで目をつけたのが地下のお総菜売場。都会で大人気のおにぎり屋や地元商店街のお婆ちゃんが営むお総菜店も絡み、前作同様スピーディーでハッピーな展開に。うーん ありえへん(笑) こんな愛社精神と迅速で柔軟な対応力がある社員のいる会社がこんなことになるわけない。ま、それを言ったらおしまいか(笑) 美味しそうなものがいっぱい出てきて、楽しめたから良いです!登場人物の人間関係からすると、まだ続くかな?!
読了日:08月02日 著者:秋川 滝美


幸腹な百貨店幸腹な百貨店感想
業績悪化で閉店の危機にある地方百貨店を、シャッター商店街と化した地元とともに再生しようと奮闘するお話。自分が百貨店勤務だったので、共感しつつ楽しく読みました。この時代、何につけても諦めムードが漂う中、先入観にとらわれず「がんばる」ことは大事!うまくいきすぎだけど、ハッピーエンドな物語は好きです。ただ、タイトルとかけ離れているような印象が…(デパ地下再生の話かと思った) 続編もあるようなので、そっちはさらに美味しそうなものが登場するかな?
読了日:08月01日 著者:秋川 滝美

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