「Cinema Table シネマテーブル 映画の中のレシピ」 Cinevine編

こういう本が大好きで、ついつい買ってしまう・・・
映画の中の料理、とっても美味しそうで。
でも、レシピ本を何冊も持っていても　
実際作ったことはないのだけれど。

「Cinema　Table　シネマテーブル　映画の中のレシピ」
（Cinevine編　アスペクト）

横開きの、まるでオシャレな写真集みたいな本。
装丁も紙質もとても綺麗。
贅沢にページを使ってイメージフォトが並んでます。
紹介されている映画は全２０作品　２８レシピ。
写真だけ各３ページくらい載っていて、
最後にモノクロで映画の紹介とレシピが
まとめて紹介されてます。

「クレイマー・クレイマー」
　フレンチトースト
「この森で、天使はバスを降りた」　　
　パンケーキプレート
「ブロークバック・マウンテン」　
　ベイクドビーンズ
「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」　
　リンゴンベリーケーキ
「エイプリルの七面鳥」
　NY風ローストチキン
「アレクセイと泉」
　ロシアンポテトサラダ
などなど・・・

キレイ。ながめてると日常を忘れられる。
でも、なんかモッタイナイ。
もっとぎっちりオモロイ話や美味しそうなレシピを
載せてほしかった・・・。
読んでて、”わー美味しそう！作ってみよ！”って
思えるのがなかった・・・
なんか難しそうなような、材料みつからんような。

いや、この本の料理も美味しそうなんだけど
なんていうか、中目黒のこじゃれた雑貨カフェで
出てくるオシャレな料理・・・みたい。
（行ったことないけど）
コテコテ大阪の対極ですな。

本自体がとっても美しいので、
オシャレ雑貨やインテリアが好きな人には
たまらない本でしょう。
作った人たちは　有名な人みたいです。

　Cinevine　和出晶子　
　フードディレクション　馬詰佳香
　スタイリング　岡尾美代子
　写真　高橋ヨーコ
　ブックデザイン　井上庸子
　編集　小川奈緒

まぁ・・・この類の本では、私は
「シネマ厨房の鍵貸します」や
「映画とたべもの」の方が好きだな。