目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

木皿泉まつり その後 「すいか」について

2013年11月09日 | 舞台・音楽・テレビ
以前、脚本家の木皿泉さんにハマってしまった、
と書きましたが(その記事はコチラ
既存の作品をチェックし終わってしまうのが
もったなくて少しずつ観たり読んだりしました。
「すいか」「野ブタ」を観たあと、

残りのドラマ、
「セクシーボイスアンドロボ」
「Q10」
も観ちゃったし、
はじめての小説「昨夜のカレー、明日のパン」
エッセイ本の
「二度寝で番茶」(文庫になりました)
「木皿食堂」

シナリオ本の
「すいか」(これも嬉しい文庫化!!)
「Q10」

アニメ映画のノベライズ「ハル」
ムック本の
木皿泉 物語る夫婦の脚本と小説
全部読んでしまいました。

さらにハマりましたね・・・
名セリフばかりで、私、書き留めましたもん。
あまりにいっぱいあってどうしよう、と
思っていたら、「Q10」はシナリオ本が
出ていたので買っちゃいました。

すごくファンの多い木皿さんのドラマですが
(その他「すいか」「野ブタ。をプロデュース」)
みなさんご覧になっていたのでしょうか?
そういう私が観てなかったわけですが・・・。

もう、ものすごく切なくて滂沱の涙ですよ。

観たドラマについて、ひとつひとつ書けてないですが
順を追って、今日は「すいか」から。

主演は小林聡美。
信用金庫に勤める古株OL早川基子。
でも、何も変化のない毎日、口うるさい母親の束縛に
うんざりする実家暮らし。
そんなとき、同僚の馬場ちゃん(小泉今日子)が
3億円を横領して逃亡。
基子は、まかないつきの下宿”ハピネス三茶”に出会い、
実家を出ることに。
大学生の大家(市川実日子)、売れない漫画家(ともさかりえ)
大学教授(浅丘ルリ子)たちと一緒に暮らすことに。

彼女たちの日常を、リアルさと突拍子もない出来事を
交えてあたたかく描くドラマです。

何がいいって、まず”ハピネス三茶”がいい!
木皿さんのドラマにでてくる家はどれも、
実家を思い出すような
古くてこまごまゴチャゴチャいろんなものが置いてあって
生活感がぎゅうぎゅうに詰まってるところが良いんです。
そこで女4人が暮らす様が、とても楽しそうで憧れる!!
みんなで食べるごはんやおやつも美味しそうだしね。

基子をはじめ、みんなそれぞれに背負ってるもの、
振り切れない過去があって、モヤモヤを抱えてる。
迷いながら悩みながら、今日という日を生きているのです。
そして、少しずつ成長していくのです。

なんていうか、もう、ほんと、観てみてください!
シナリオ本だけでも!
今年になって、上下巻で文庫で出ました!
嬉しい驚きでした。
ちなみに、下巻にはオマケとして
10年後のハピネス三茶が描かれているので必読。

Wikipediaにも書いてあったけど
ちょっとドラマ「アフリカの夜」を思い出す。
このドラマも、私はとても大好きでもう一度観てみたいのだけど
DVD化されてないみたいなんだよなぁ。

木皿泉まつり、まだまだ続きます。
また余裕のあるとき、続きのドラマのこと、
書いていきますね。
どれもホントにいい!大好き!
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