目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「キングダム」まだほんの序章にすぎない

2019年04月22日 | 映画タイトル か行


これまた楽しみにしていた映画、家族そろって観てきました!

「キングダム」(KINGDOM 2019年・日)

ご存知、大人気漫画「キングダム」(原泰久 54巻続刊)

一年前に弟に借りて読んだところ、
ドハマりして自分でも全巻買ってしまった漫画。
春秋戦国時代の中国、のちの秦の始皇帝の中華統一までの道程を描く。

これがもう、おもしろいのなんの!!
読み始めたらノンストップ、熱い感動に滂沱の涙。

ホントにこれ、史実に基づいた話なんよな??
政(始皇帝)はホンマに中華統一するんよな??
と何度もググってしまうほどに、熾烈な戦が続く中、
奴隷上がりの少年・信をもう一人の主人公に
熱い友情や絆が描かれます。

膨大な数のキャラクターそれぞれに物語があり、
魅力があり、見せ場があり・・・
とにかくすごい!すごいんです!!

あまりのスケールの大きさに、映像化は難しいと思いきや、
連載10周年記念の特別実写動画(2017年)が
思いのほか素晴らしく、(ホウケンやキョウカイも登場!)
このクオリティで全篇映画化してくれたらなぁ・・・と思ってました。

そのときも信を演じた山崎賢人が主演で映画化されると知り、
楽しみでもあり、心配でもあり・・・・

(はい、ここから映画の話!)


今回の映画では、原作の5巻まで、
政の弟・成キョウの反乱とその鎮圧までを描きます。

結論から言うと・・・予想よりよかった

原作者の原先生も映画にしっかり関わったということで
きっと、ファンの期待を裏切らないだろう、とは思ってましたが。

原作が面白いんだから、面白くないわけない。

もうね、漫画からそのまま出てきたみたい
笑ってしまうほど、ビジュアル寄せてきたなー(笑)

信や政はもちろん、他のキャラもみんな。
騰や壁なんか、かなりのお気に入りですわー

なかでも、不安のあった王騎将軍(大沢たかお)や
ヨウ端和(長澤まさみ)もなかなかよかった!

あ、原作未読のみなさん、
王騎将軍は、原作が得体の知れないああいう雰囲気で
ああいうしゃべり方なんですよ!んふ

顔がもっと濃かったら言うことなしだったけど、
優男的イメージ(私の中で)の大沢さんが、大男に見えたのは
素晴らしかった!

ヨウタンワ様も、あららら・・・そんな露出の多い格好で
戦闘など・・・と心配になるほどセクシーで強く美しく
不安も吹き飛びました。見とれます。

橋本環奈ちゃんの河了テンがなぁ・・・
可愛すぎてキレイすぎて、ちょっとなぁ・・・(笑)
女の子って丸バレだし。
(彼女はのちに信の部隊の軍師となって活躍!)

しかし!
政が政そのものだった!
それだけで説得力ある。

信も、いいんだけどね、
うーん そうだね、原作が一直線のバカだけど
底知れない力を持った男・信だから
一本調子でバカっぽくてもいいんだけど。
ちょっとメリハリないかな。

すごく頑張ったであろうアクションシーンも
ワイヤーアクションそのまんま。
あと、戦ってる最中に語りと回想多すぎ。
萎える・・・。

でも、まぁ、観てがっかり、とはならなかったです。

この続きは映画化されるのか・・・?
たぶんされないよね。
私は満足したので、もう続編いらん。

この後、ずーっとずーっとものすごいストーリーが
続いていきます。
読んで放心状態になるぐらい泣いた巻もあります。

大将軍を目指す信のライバルである若者たちや
すごい将軍たち、敵国の将軍、軍師も。

とりあえず、「アメトーーク」34巻 キングダム芸人見てみて!(笑)
(貸しましょうか?)
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