目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

9回目です 「オペラ座の怪人」

2005年04月01日 | オペラ座の怪人!
所用のため会社を休んだので、行ってきました「オペラ座の怪人」!!
そして今日は映画の日!ラッキー!

初めてオペラ座を観る、ナビオTOHOに行きました。
上映一時間前に着いたのに、2番目に大きいスクリーンの
ほとんどが埋まってるとは!!前から2列目でした。
(それでも、大画面で観られることがひたすら嬉しかったりする。)
これだけ人が来てるんだから、まだまだ上映して欲しいよー!!

もう、前回あたりから”これが見納めかも”
全てを 目に脳裏に焼き付けるがごとく、一生懸命観ています。
自分がいかにこの映画を愛しているかを実感しつつ・・・。
この映画はどうしても映画館で観たいのです!
オペラ座ではないものの、同じように舞台に向かって、
贅を尽くされた世界と音楽に浸りたいのです!

何がここまで私を惹き付けるのでしょう。
ストーリー、音楽、美術、衣裳、俳優、演出、撮影
全てが これ以上ないと思えるほどに素晴らしく、
隅々にまで心を奪われます。
主役のファントム・クリスティーヌ・ラウルだけではなく
全ての登場人物に魅力があり、”オペラ座”という世界の
舞台裏にまで思いをはせてしまいます。

映画を作るということは、気楽に鑑賞して文句言うだけの
素人には想像もつかない気の遠くなるような作業だと思います。
その映画に関わるどんな人も、作品への愛情をもって
一生懸命作っているのでしょうが、この「オペラ座の怪人」には
製作者、監督をはじめとする 多くの人の愛情と思い入れを
より強く感じます。
みんながこの作品を大事に思っていて、
最高のものにしたい、と願っていることが伝わってくるような・・・
それが私が惹かれる理由のひとつかもしれません。

今日映画を観ていて、私もまるで映画の中に入ったような気分で、
”ああー私もこの中の一員として”プリマドンナ”を歌いたい!!”
と思っていました。
そして、もし私がムッシュー・フィルマンだったら
(もしくは メグだったら?踊り子さんの一人だったら??
・・・いくらなんでもクリスティーヌだったら、とは思えません(笑))
このシーンでどんな演技をするだろうか??と 想像したりして。

もう何度も観たのに、最後まで飽きることなく
あっというまの2時間です。
クリスティーヌの微笑み
(”マスカレード”で久しぶりにファントムに会った時、
”ポイント・オブ・ノーリターン”でマスクをとった時、
最後、ファントムにキスをした時)の
意味を考えています。ずっと。

(小ネタ)
新しい支配人が登場し、紹介されたとき”お金持ちね”と
ささやき合う踊り子2名、その日のガラの打ち上げの時から 
しっかり支配人ズに接近し、マスカレードでは彼らに
エスコートされて登場してることまでしっかり描かれてるんですよねー。

”プリマドンナ”でカルロッタのご機嫌をとってる後ろに見える
彼女の肖像画、”ハンニバル”さながらに生首を持ってるんですが、
その顔がアンドリュー・ロイド=ウェバーに似てる、ってのは
あちこちで言われてるんですが、今日確認しました!似てる!(笑)

”勝利のドン・ファン”のオペラのはじめ、
ダンサーズとカルロッタがひとしきり歌い、
”またもドン・ファンの勝利~”と歌い、みんなが指差しているの
ですが、そこでカルロッタと隣のダンサーが
ふざけてるんですよね。笑ってるし。素にしか見えない・・・
あれはなんなんだろ??

その他もろもろ、気になるシーン、小道具があり、
ほんとに隅々まで見逃せないのです。
この調子だと まだ観にいくかも・・・
9回じゃ区切り悪いし(笑)
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