目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

サイレント版 「オペラ座の怪人」

2005年03月25日 | オペラ座の怪人!
冒頭に淀川長治さんの解説が入った、1925年の
白黒、サイレント映画の「オペラ座の怪人」を観ました。

ガストン・ルルーの原作にとっても忠実。
ペルシャ人やネズミ捕りも、ちゃんと出てきます。
予想外に面白かったです!
なんせサイレントなので、リアクションがオーバーで!
クリスティーヌ、体のけぞって嫌がってます。
あ~れ~! きゃ~! って感じで)

面白くて、たまに出てくる字幕を なりきって
一人で読み上げてしまいました(笑)

オペラ座の話なのにサイレントってすごいですね。
シャンデリア落下も、時代を考えればそれなりに
力の入ったシーンだったのでしょう。
マスカレードの場面がカラーだったのには驚きました。
(ファントムの赤い衣裳のため??)

このファントムの顔、どっかで見たことあるような
そのへんのオッチャンのような顔で、(絶対こんな人いてる!)
ワタシは全然怖くなかったんだけど・・・・。
むしろ愛嬌ある!?
だから、なんだかすごく哀愁漂ってて 可哀想でした。
マスクもなんだかヘナチョコで。

でも、こっちのファントムの方が いいお住まいです。
クリスティーヌのために綺麗な靴やネーム入り手鏡を
用意してあげてるところもラブリー。
ベッドはボート型だし。

こっちのラストは悲惨も悲惨。ヒドイです。
ファントムが浮かばれません(涙)

他にも数種類あったので、また借りてみよーっと。
あ~面白かった。
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