５月に読んだ本

5月の読書メーター
読んだ本の数：13冊
読んだページ数：3160ページ

無理
分厚かったけど、あっという間に読めた。でも、気が滅入る話ばかりで読んでて辛かった。ラストはそうくるか・・・。読者の想像にまかせる、とはいえ、その後みんながどうなったのか読んでみたかった。誰も幸せになってないような気がするけど。
読了日：05月31日 著者：奥田 英朗
町長選挙 (文春文庫)
たびたび映画化、ドラマ化されているのも納得の、愛すべき伊良部先生と、人情味豊かな物語。（でも、映像化された伊良部先生はなぜ原作に忠実ではないの？観る気起こらないから？）ただ、モデルとなる人物があまりに限定される３編はあまり好きじゃなかったです。「町長選挙」は最後にはすがすがしい気持ちに。
読了日：05月26日 著者：奥田 英朗
古道具 ほんなら堂
児童書と侮ることなかれ！切なくて優しいお話たちが詰まっていました。続きが読みたい！！「にじ色のこな」、少し哀しいけど好きなお話でした。
読了日：05月23日 著者：楠 章子
週末、森で
「すーちゃん」ほか、益田さんの作品は好きでほぼ全部読んでます。早川さんの言葉があまりに名言すぎる感じもしましたが、いつもながらに”誰もが心でモヤモヤしているけどなかなか口に出せないこと”をうまく描いてくれています。
読了日：05月21日 著者：益田 ミリ
きのうの神さま
この「ディア・ドクター」は未見ですが、西川さんの映画は何作か観て、人間の醜い部分を晒し出す、なんて怖い人なんだろう・・・と思った。その可愛らしいルックスと相まって、頭の中を覗いてみたい人だった。小説を読んだら少しは覗けるかな？と思ったけど、想像より普通だったかな。
読了日：05月21日 著者：西川美和
すばらしき父さん狐 (ロアルド・ダールコレクション 4)
ウェス・アンダーソンがストップモーションアニメ化したというので、原作を読んでみました。訳者あとがき（？）も面白かった！
読了日：05月21日 著者：ロアルド ダール
通天閣
西さん初めて読みました。ちょっと心がざわっとするような不快感もあるのに、ところどころふきだしてしまう描写もあり、新世界界隈の空気みたいやなぁ・・・と思いました。意外に前向きなラストが私は好きです。
読了日：05月20日 著者：西 加奈子
さようなら、コタツ
中島さんの小説、好きだなぁ。現在、著作を追いかけ中の４冊目。ほのぼの、のようでいてけっこう過激なシチュエーション。でも、日常にありそうな範囲の”秘め事”を描くのがお上手。
読了日：05月17日 著者：中島 京子
謎解きはディナーのあとで
やっと図書館の順番がまわってきてアッサリ読了。たしかにキャラは面白いけどありがちな感じもするし、ミステリーとしても軽すぎるような。本屋大賞ってこんなもん？？？執事のキメ台詞は毎度楽しみでした（笑）今までの大賞受賞作は軒並み映像化されているというけど、これはいかにもアイドル主演でドラマ化されそう。
読了日：05月15日 著者：東川 篤哉
木暮荘物語
ほのぼのした物語かと思ったら、生々しいセックスの話だったから不意を突かれた。木暮荘だけが舞台になっていないところが上手いと思った。読後感は、ちょっと切なく寂しく、でも前向きになれる気がする。
読了日：05月13日 著者：三浦しをん
家日和
リアルでユーモアたっぷり。あっという間に読めました。「家においでよ」の主人公と友達の気持ち、女でもよくわかります（笑）
読了日：05月07日 著者：奥田 英朗
吉原十二月
吉原の１年の移り変わりに絡めた各章が興味深く、「手引草」同様、吉原の風俗や女性たちの様子がわかって面白かった。ラストはサスペンスフルな展開、見事な幕切れ。いいですねぇ～小夜衣と胡蝶！
読了日：05月06日 著者：松井 今朝子
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
「ハチクロ」があまりにも好き過ぎて、この新たな連載を読む気がしなかったのだけど、ついに耐えきれず読み出しました。もう心臓鷲掴みにされてます。羽海野チカさんはどうしてこんなにも胸を抉る表情や言葉を生み出せるのでしょうか。作家というのは、自分の身を削って作品を生み出しているのだろうなぁ・・・といつも思います。全ての登場人物に深いものがあって素晴らしいです。
読了日：05月04日 著者：羽海野 チカ

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