目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

8月に読んだ本

2023年09月14日 | 読書
8月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1174
ナイス数:138

先月もあんまり読めなかったけど、映画は何本か観れたからよかったかな。
映画のことも久しぶりに書きたい。
それにしても積読本がひどい…。
来月は寺地はるな先生のトーク&サイン会に行くので(嬉しいー!)それまでに既刊本を全部読んでおきたいんだけど。

うどん陣営の受難うどん陣営の受難感想
「水車小屋のネネ」の次に読んだ津村さんがこれ。あはは!いつもの津村さんぽい!社内の派閥をめぐる争い。怪文書や暴露動画、弁明パフォーマンス。囲い込み工作。不思議な世界だけど現実にありそうでもある。とにかくうどんが食べたい。ところで海外のペーパーバックのようなこの本の形状、こないだ読んだ「本のエンドロール」にでてきたような印刷製本機で作られたのかな?なんて思ってしまった。ちょっとお値段高いな…。
読了日:08月28日 著者:津村 記久子

怪獣8号 10 (ジャンプコミックス)怪獣8号 10 (ジャンプコミックス)感想
漫画好きの弟に借りて10冊イッキ読み。えー怪獣?!と乗り気でなかったものの、読み出すと止まらなかった!成長、チームワーク、愛と勇気と友情、大好物です。やっぱりジャンプの王道!ギャグ風味で緩むとこも最高。イマドキの漫画家さんは絵も話も上手いなぁーとつくづく感心。さて今後の続きはどうしよう。キングダム同様我が家でも買ってしまうのか、電子で読むか…
読了日:08月23日 著者:松本 直也

本のエンドロール本のエンドロール感想
印刷会社がわかるお仕事小説。紙の本と電子書籍。この先どうなっていくのだろう。作家、編集者、印刷までの工程を担う印刷会社の多くの社員、実際に印刷機を動かし印刷する社員たち、製本会社、書店員…一冊の本に込められた多くの人の想いを私も初めて知った。この本には最後にホントに「エンドロール」がある。この人たちのご家族も、これを見て誇らしい気持ちになるだろうな。読んで良かった一冊でした。ただ、主人公の性格や最終章の大御所作家の言動には釈然としないものがあったなぁ。
読了日:08月21日 著者:安藤 祐介

うたかたモザイクうたかたモザイク感想
モザイクのような、いろいろなテイストの短編が詰まった一冊。色っぽいもの、BL、ゾッとする話、切なく哀しい話、どれも好きだが、大阪弁の一人語りで進む「神さまはそない優しない」が特に好き。終盤の展開は驚き。既刊の「パラソルでパラシュート」も好きだったが、一穂さんの大阪弁は流れるようにネイティブで心地よい。もっと読みたい。「おしょうばん」も「透子」もよかった。辛い話も多いけど、どこかしらに希望を見出して生きていく人たちが好き。
読了日:08月09日 著者:一穂 ミチ

わたしの結び目わたしの結び目感想
タイトルでなんとなく選んでみた本。女子中学生の人間関係を描いた物語。優等生でクラスの雰囲気に敏感すぎる里香が転校した先で出会った彩名。誰も友達がいないように見える彩名は里香に近づき…。これがイマドキのいじめの実態なんだろうか。始まりは、大好きで独占したいという歪んだ友情。親友はたった1人でいい。ただお互いがいればそれでいい。ずっとずっと。そんな狭い世界は人生のうちのほんの少しの間なのに、今が永遠に思えてしまうんだよね。里香と彩名がこの先どうなっていくのか心配。
読了日:08月06日 著者:真下 みこと

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