恐怖のエレベーター 「ダウン」

今日、会社のエレベーターが不気味でした。
まず、１階で私も含め５人ほどが待っていて、
さぁ、乗ろうとしたら、扉がノロノロと開くのです。
（映画なら、中から死体かなんか出てくるところです。）
男性が”なんじゃこりゃ”と　ガッと手で開けて、乗り込み、
３階と５階を押しました。
動き出したエレベーターは、心なしかゆっくりなようで・・・
あ、３階、と思った時には　なんと通過！　”ええっ？しゃーないなぁ　５階で降りよ”と
口々に言ってて、５階に止まるかと思いきや、
なんとそのまま開かずに下降！
気持ち悪かったですよぉ・・・。一体なんだったんでしょう？！

で、思い出したのが　この映画。B級ホラー？
「ダウン」　2001年　アメリカ・オランダ映画。
ナオミ・ワッツ主演なのだ。大阪で１館しかやってなくて
ナゼか映画館まで行ったのだ・・・。何を考えていたのか？

エレベーターが人を襲う！　垂直落下型ショキング・ホラー！
（ご観賞後はエレベーターに乗れなくなる場合がございます）
・・・という触れ込み。
一人で見に行って大丈夫かなーどうしよードキドキ・・・と思いつつ。

ＮＹの102階建て超高層ビル、”ミレニアム・ビル”は　
様々なテナントが入り、また展望台として毎日多くの人が訪れていた。
そこに　なくてはならないエレベーター。
それが突如　謎の暴走を始める。妊婦たちを閉じこめたまま停止したかと思えば
電源を切ったにも関わらず動き出したり、人の首を挟む恐怖のギロチンに変身したり・・・

その謎に挑むエレベーター会社の整備員と、女性新聞記者。
そしてつきとめた衝撃の事実とは・・・

もっと怖いのかと思ってましたが、全然大丈夫でした。
ホラー？サスペンス？アクション？入り交じってました。
一体どんな謎があるんだろう？と前半はドキドキしたのに、
後半ちょっとかったるくて　う～ん。
ナオミ・ワッツやダン・ヘダヤ、ロン・パールマン、マイケル・アイアンサンドと
けっこう有名どころが出てるんですけどね。

そして肝心のオチは　ありふれたもの・・・。
尻すぼみもいいとこです。

ナオミ・ワッツは、これじゃ「リング」と似たような役じゃないのかなぁ？
主役（？）のマーク役のジェームズ・マーシャル、
ガイ・ピアースを弱っちくした感じ、と思っていたら、
「ツイン・ピークス」の陰のある男の子、ドナのボーイフレンドの
ジェームズ役の人だったんですねー。わかりませんでした。

ま、確かに観た帰りはエレベーターがちょっと怖かったけど、
ホラーってほどでもなくて期待はずれでした。

ってことで、ボロいウチの会社のエレベーターの方が
よっぽど怖かった、というお話でした。