「ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編」

あの、はじめに申し上げておきますと
私は初のタカラヅカ鑑賞です。
もし何かの間違いでこちらに辿り着かれた
ファンの方がいらしたら、どうか初心者のたわごとと
とスルーしてくださいね・・・

観てきましたよ、１月１２日のタカラヅカ、
「ベルサイユのばら　オスカルとアンドレ編」
オスカル＝龍真咲さん
アンドレ＝壮一帆さん

あのベルばらです。
初めてのタカラヅカ体験には
もってこいではないですか？？

結論から言うと、
素晴らしかった！！！

超有名なベルばら、初演は1974年。
当時こどもだった私、原作マンガは
ボロボロになるまで読み、
土曜の夕方だったか、テレビでやってた
宝塚の番組で汀夏子さんのオスカルに憧れた世代（笑）
それがやっとこうして観ることができるとは
感無量ですよ。

しかも、この月組公演に、
花組トップの蘭寿とむさんと
雪組トップの壮一帆さんが
３日だけ特別出演するという、
いわば　オスカルもアンドレも両トップスター！
の、スペシャルな日でして。
（とはいっても、全く知らなくてホントすみません。）
その他の日も、トップの龍さんと
準トップの明日海さんがオスカルとアンドレを交代で
演じるとか。うわー大変やな・・・。

初めての宝塚、見るものすべてがまぶしくて
キラキラの世界。
席は１階の一番後ろでしたが
目に押し付けたオペラグラスの跡が
ついているのでは？と思うくらいに
瞬きも忘れて見入ってしまいました。
コンタクトとれるかと思ったわ！

舞台も衣装も歌も　華麗でゴージャスでまばゆい！！
お話はもう、セリフまで覚えている「ベルばら」ゆえ
すんなり入っていけますしね。

いやー美しい！素晴らしい！
オスカルの龍さん、とっても可愛い！！！
もちろん凛々しいんだけど、家やアンドレの前では
女の子なんだよねー。
表情や声も違ってて。

アンドレの壮さんも、ほんっとカッコイイ！
宝塚にハマる気持ちがよくわかります。
大人なアンドレ、オスカルを常に常に見守ってて
包み込んでる感じがいいわ～。

後半のラブシーン、もう切ないやら美しいやら
私もオスカルになりたいやら（笑）
アンドレが倒れ、オスカルも倒れるシーンも
本当に泣けますよね（涙）
・・・フランス・・・ばん・ざい・・・！！！

でもでもでも！！！
あのガラスの馬車はどうなんですかっ？
写真、ネタバレじゃないよね、
新聞に載ってたやつだから。
噂には聞いてたけど、これかー！！と。
乗るだけじゃなくて、空飛ぶからね。
しかも、ガクガク揺れてるからね。
アンドレがちゃんと命綱（白いシートベルト？）を
オスカルに装着してあげるんだよねー（笑）
あの上で笑顔で歌うお二人はホントにプロだ。

♪あいーあれーばこそー♪

夢のような時間でございました。
一緒に行った友達の中には
何度か他の演目を見たことある子もいたんだけど
今回のは別格だったと言ってました。

やっぱり　タカラヅカを代表する名作ベルばら。
初めての鑑賞がこれでよかったの？？
ハードル高過ぎて、もうこのレベルじゃないと
満足できないかも？！

男役の皆様の美しさ、ステキさはもちろんだけど
女性のドレスが、子供の頃繰り返し絵に描いてた
お姫様のドレスそのもの、ってのが泣けました。
あの頃の私に見せてあげたいわ！！

ふぅ～　一日経っても
まだ夢覚めやらぬ感じです。
いいもん見せてもらいました。

壮さんがフェルゼンを演じる４月からの
「フェルゼン編」も観てみたいなー。
龍さんと明日海さんのオスカルとアンドレも
観てみたいなー。
（蘭寿さんのはもう観られないから）

・・・ああ　いろんな制約がなければ
私もきっとタカラヅカにハマっていることでしょう。
美しくも恐ろしい世界です。