２０１２年 おすすめ２０冊

昨年読んだ本は１５２冊。（マンガも含む）

その中でよかった20冊をご紹介。
順位はつけられません。
原則として、１作家１作品にしました。

去年はじめて読んで、お気に入り作家入りしたのが
原田マハ、柚木麻子、朝井まかて、津村記久子
やっぱり私は女性作家が好きだなー。
津村さん、会社員のお仕事辞められたそうです。
あの、独特の現役OL感、大好きだったのにな。

１．「キネマの神様」原田マハ
２．「楽園のカンヴァス」原田マハ
３．「最果てアーケード」小川洋子
４．「晴天の迷いクジラ」窪美澄
５．「ビブリア古書堂の事件簿」三上延
６．「嘆きの美女」柚木麻子
７．「舟を編む」三浦しをん
８・「ツナグ」辻村深月
９．「桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」奥泉光
10．「ふくわらい」西加奈子
11．「ワーカーズ・ダイジェスト」津村記久子
12．「きみはいい子」中脇初枝
13．「こなもんや馬子」田中啓文
14．「夏天の虹　みをつくし料理帖」高田郁
15．「浮世女房洒落日記」木内昇
16．「すかたん」朝井まかて
17．「清須会議」三谷幸喜
18．「三月のライオン」羽海野チカ
19．「おいピータン！！」伊藤理佐
20．「ダースヴェイダーとルーク（４才）」ジェフリー・ブラウン

原田マハさんは２冊ランクイン。
とにかく「キネマの神様」です。映画好きの方は是非読んでみてください。
今年出版された「楽園のカンヴァス」「旅屋おかえり」「生きるぼくら」
どれもよかったです。キレイすぎる話ばかりかもしれませんが
そのあたたかさ、美しさが好きです。

小川洋子さん、「人質の朗読会」もよかった。
しんと静かな薄暗く美しい世界。

５～９、映像化されたもの、今年されるもの。
辞書編纂という仕事を描いた「舟を編む」、
立派なエンタテインメントです。
９の”クワコー”は深夜ドラマ化されてたみたいだけど
オタク感満載で、好きな人は好きな世界（笑）

西加奈子さん、相変わらずすごいです。
目が離せません。
津村記久子さんの、クールでとぼけたツッコミが好き。
「きみはいい子」は子供と大人を描いた、心の痛い作品。
「こなもんや馬子」は大阪人必読。笑えました。

14～17、時代物。
「みをつくし料理帖」はドラマ化もされました。
キャストは納得いかないけど・・・。
半年に１冊出ていたペースが、この次は１年後ということで
続きが待ち遠しいです。
「浮世女房洒落日記」は江戸時代のおかみさんが
身近に感じられるリアルなフィクション。
朝井まかてさんも読みやすくて面白い。
「清須会議」、笑えます。映画が楽しみ！！

マンガでは「三月のライオン」、毎回、
羽海野さん渾身の作品、という感じがします。
出産後やっと出た伊藤理佐さんの作品群。
面白さ変わらず、で安心しました。

「ダース・ヴェイダーとルーク」は
スター・ウォーズ好きならきっと気に入る一冊。

上記、どれも気軽にささっと読めて
面白い作品ばかりだと思いますので
よかったら読んでみてください！