「Love Never Dies」について

ずーっとずっとリピートで聴き続けているCD
「Love Never Dies」。
（前回書いたのはここに）

ふぅ～っ（ため息）
もうね、結論。ラミンとシエラに尽きる！
2人が歌うのなら、どんな下世話なストーリーでも
陳腐な歌詞でも素晴らしく聞こえる。

聴けば聴くほどに平易すぎる歌詞。
ほんとにコレでいいのか？と思うほどの
ストレートっぷり。
いや、私は英語ができるわけではないけれど
それでも聞き取れる簡単な単語の羅列、
歌詞カードを読んで確認。

「Beneath a Moonless Sky」は
「Point of No Return」に相当する、
めくるめく官能の世界でファントムとクリスティーヌの
愛が語られるのだけど・・・
ぶっちゃけ、2人の思い出の一夜のアレコレを
熱く熱く語られて、こっちは赤面するしかないですよ。

これ、実際観たらどんなんだろう・・・
「PONR」以上だろうなぁ。

あ、CD二枚目の話を書いてなかったですね。
１枚目の終わりで、ファントムは
グスタフ（歌詞カードでギュスターヴって書いてあるんだけど
鬱陶しいからグスタフにしときます）に
自分に似た感性や美的センス、音楽の才能を見出し、
”10歳・・・まさか！”と思い当たり、クリスに確認。
我が子を得たヨロコビに打ち震えますが、
面白くないのがマダム・ジリー。

当たり前ですよね。
ファントムがパリから逃亡するのを助け、
新天地のアメリカで何から何までお世話し、
その才能を信じて、娘メグをクリスのようにスターに！と
思っていたのに。
ファントムといえば、さらに精巧なクリス人形２号なんか作って
クリスのために美しい曲を作り、彼女を思い続けている・・・。
しかも！こっそり高額ギャラで呼び寄せた挙句、
2人には愛の結晶（！死語？）がいて、
その子に全てを与えるというのですから！

メグも、”私はどうだった？
マスターは見てくれたかしら？”
といつも気にしてるのに
クリスが現れたとたん、全てが水の泡。
メグもファントムを愛していたか？
師匠として慕っていたのか？
全てまとめてクリスへの嫉妬か？

ラウルはラウルで、あんなに甘く優しく
命をかけて”君を守るから！”と言っていたのに
賭け事と酒に溺れて、息子は構ってやらないし。
そりゃ、やさぐれるわな・・・。

そしてファントムとの賭け。
クリスがステージでファントムの歌を歌ったら
ファントムの勝ち。ラウルは1人で去る。
歌わなかったら　ラウルの勝ち。
借金も肩代わりしてくれる・・・。
（ココの2人の歌「Devil Take the Hindmost」良い！）

果たして・・・クリスは憑かれたように
ファントムの歌「Love Never Dies」を歌うのだった。
（この歌もねぇ・・・シエラが歌うと素晴らしいけど
歌詞は同じことの繰り返しというかなんというか。
あ、日本版CDに入っていたH原A香さんバージョンは聴いてません）

気付くとグスタフがいない！
ラウルか？マダム・ジリーか？いや、メグだ！
そして悲劇へ・・・。
ファントムのいらんこと言い！！
（↑大阪弁で　言わないでいい余計なことを言う人、の意）
”誰もがクリスティーヌのようになれるわけじゃない”
って　そりゃ怒るわ！

メグに撃たれてファントムの腕の中で
死にゆくクリスティーヌ。
♪KISS ME ONE LAST TIME...♪
ああああ涙涙涙・・・。

歌詞カードのト書きによると
最後、グスタフはファントムのマスクを取り、
父と子は見つめあう・・・幕

ファントムも、ついに愛を知ったのです。
そのためにたくさんの人の人生がめちゃくちゃになったけれど。
ということです、ね。
想像して涙涙涙・・・・。

これは、「オペラ座の怪人」とは別物でしょう。
登場人物のキャラ変りすぎだし
つじつまは合わないし。
でも、これはこれで好きです。（←言い切った！）

結局ハマってるじゃないですかー私！
早くDVDが観たい！オーストラリア版でいいから！

またまた長々と書いてしまいました。
止まらないんです。すみません。
たぶんまた書くと思います・・・。

普通の映画や本の感想を覗きにきてくださった皆さん
ごめんなさい。当分ダメそうです。