目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「LIFE!」ベン・スティラーファンでよかったっス(涙)

2014年04月01日 | 映画タイトル や・ら・わ行
TVCMも、映画館での予告も何度も観て、
これは絶対映画館で観るぞ!と思っていた私は
「リアリティ・バイツ」をリアルタイムで観たし、
チューハイのCMに一瞬出ていたのも観ている、
ベン・スティラーのファンだ。

「LIFE!」(The Secret Life of Walter Mitty 2013年・米)

ニューヨークの雑誌社「LIFE」で写真管理部の地味な仕事をしている
ウォルター(ベン・スティラー)。
平凡で臆病なウォルターは気になる同僚のシェリルに
声をかけることもできない。
でも、無限に広がる空想の中では彼はヒーローだ。
そんなある日、LIFEが廃刊になることが決定する。
最終号の表紙を飾るはずの写真家ショーンの”最高傑作”が見つからない。
本人を捕まえて確認するしかない、と
ウォルターは人生初で最大の冒険に踏みだす。

マッチングサイトの自己紹介に書けるようなネタもない
さえない男のウォルターが、
ネガのヒントから放浪の写真家の足跡を推理し、
アイスランドに出かけてしまう・・・
ありえないようにも思えるけど
もう、リストラもされちゃうし、人生なんもいいことないし
失うものはないんだから。
一歩を踏み出してみなくちゃ、世の中わからない。

現実の世界は、空想よりもっとすごい驚きや
美しさや感動に満ちていた。
あの大自然の中の映像は本当に素晴らしくて
自分もウォルターと一緒に冒険しているような気になれた。

苦労の果てに見つけ出した写真家(ショーン・ペン)、
かっこよかったですわ。
大物臭がハナにつきはじめていたショーン・ペンは
最近あまり好きではなかったのですが、
今回のシブくてかっこいいショーンはよかった!
彼が出たことでこの映画の魅力倍増。

そんなすごい男が、地味なウォルターの仕事を認め、
尊敬していたことが素敵だ。

最後には感動して涙がでちゃったよ。
「ズーランダー」とか「ドッジボール」とか
「ミート・ザ・ペアレンツ」とか「メリーに首ったけ」とか
「トロピック・サンダー」とか
アホな映画もいっぱい観てきましたが、
ベンのファンでよかったよ(涙)
こんな素敵な映画を撮ってくれたんだから。

映画冒頭のタイトルクレジットの文字や
冒険の中で出てくる”LIFE”のモットーの出し方が
シャレててよかった。

To see the world,
things dangerous to come to,
to see behind walls, draw closer,
to find each other, and to feel.
That is the purpose of life.
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