目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

2月に読んだ本

2022年03月14日 | 読書
2月の読書メーター
(iPhoneから投稿してみたのでうまくいくか…)

1月2月と映画もちょこっと観て、でも感想全然書けなくて😔そのうち!!

しかし、上映期間が短すぎない??
観たい!と思った時に観とかないと、すぐに1日1回しかやらなくなってる!しかも変な時間に😓

3月はアカデミー賞だし、「ちいかわ」の最新刊が出るし、
寺地さんの新刊まだ読んでないし
藤井風の新譜が出るし!!楽しみー!!

スモールワールズスモールワールズ感想
評判の良い作品、やっと読めた。テイストの違う短編集。どれも平凡なようで実はそうではない日々を暮らす人たちの物語。人は、物事の真相や人の心のうちを、知らない方が良いのだろうか、と考えてしまうような衝撃の展開も。それでもこの小さな世界で生きていく…。読み応えがあった。一穂さん、他の作品も読んでみたい。
読了日:02月28日 著者:一穂 ミチ

自分ツッコミくまの本2 もぐらコロッケのゆめ (ワイドKC)自分ツッコミくまの本2 もぐらコロッケのゆめ (ワイドKC)感想
続けて2巻。海に憧れるもぐらコロッケ。じっとり濡れずに海でお魚みたいに泳ぎたい。そこへ悪の双子が!そう、うまい話はないのです。他の仲間たちとは違う自分も、自分なりの良さをもって生きていくことができる。がんばれもぐコロたち!相変わらず不条理で怖いけどクセになります…。
読了日:02月26日 著者:ナガノ

自分ツッコミくまの本 もぐらコロッケのうた (ワイドKC)自分ツッコミくまの本 もぐらコロッケのうた (ワイドKC)感想
前に買っててパラパラしか見ていなくて、じっくり読んだら怖すぎた。恐怖だ。「ちいかわ」も時々不条理な世界になるけど、それ以上だ。狂気をはらんでいる…。でも妙に惹かれてしまう。
読了日:02月26日 著者:ナガノ

夜空に泳ぐチョコレートグラミー夜空に泳ぐチョコレートグラミー感想
町田そのこさんデビュー作。少しずつ繋がる連作短篇集。町田さんの作品には、深い深い悲しみと苦しみのなかにいるひとがよく出てくる。息苦しくて、どうか幸せになってほしいと願いながら読んでしまう。はたして、彼女らはそばにいる人たちと触れ合う中で前に踏み出すことができる。ひどい人間もたくさんいるが、人間の心の奥底にある優しさに救われる物語が大好きだと改めて思った。町田さんの既刊本の未読、あと「ぎょらん」だけだ…もっと読みたい!
読了日:02月23日 著者:町田 そのこ

ぼくのお父さんぼくのお父さん感想
独特なお父さんだなぁ…お母さん大変だっただろうな。いろいろあったけど、幸せな家族なんだと思う。育児日誌にはぐっときた。
読了日:02月23日 著者:矢部太郎

コンビニ兄弟2 (新潮文庫)コンビニ兄弟2 (新潮文庫)感想
テンダネス第2弾。キャラがわかったぶん、前作よりさらに面白かった。重苦しすぎない町田さんも最高だ。とはいえ、それぞれの悩みや想いは苦しいけれど。フェロ店長に会ったら私はぽーっとなるだろうか?それとも強力なフェロモンに当てられてしまうだろうか…。気になる人物が登場したところで終わり。続きが楽しみ。
読了日:02月16日 著者:町田 そのこ

喉の奥なら傷ついてもばれない (集英社文庫)喉の奥なら傷ついてもばれない (集英社文庫)感想
宮木さんの作品は大好きだ。軽いのも良いけど、本作のような暗くて重くて毒があって官能的で痛々しいのも良い。愛って、体の繋がりって、血を分けた親子の繋がりって何だろうと思う作品。心と体の底からあの人を求める気持ちが止められない女たち。それはきっと誰にでもある感情。なんとか歯止めをかけて味気ない日常を送って、いつか朽ちていくなら、そんな感情を知っても知らなくても同じなのか。いや、見えない奥深くについた傷、そこから朽ちていくのだ。ゆるやかに甘やかにじくじくと痛みながら。
読了日:02月01日 著者:宮木 あや子

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