目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ブリグズビー・ベア」大事なことは全部クマに教わった

2018年07月08日 | 映画タイトル は行
すごくよかった映画がコレ。
ネットで映画好きさんたちが絶賛していたので、どうしても観たくなって。
大阪でさえ2館でしか上映してない!急げ!

「ブリグズビー・ベア」(BRIGSBY BEAR 2017年・米)

この意味不明な覚えにくいタイトルとビジュアル。
そしてストーリーはというと

外界と遮断された小さなシェルターで両親と暮らす青年ジェームス。
彼の楽しみは毎週届く教育番組「ブリグズビー・ベア」のビデオ。
しかし、ある日警察がやってきて、彼の平和な生活は突然終わりを告げる。
25年間育てられてきた両親は、実は赤ちゃんのジェームスを誘拐した犯人だった!
実の両親と妹の元に戻ったジェームスだったが、
一番ショックだったのは「ブリグズビー・ベア」は誘拐犯だった偽両親が
彼のためだけに作っていた番組だったこと・・・


うわぁ!!めちゃ面白そう!!!・・・と思いませんか?(笑)

アブない話ですよね。
25年も誘拐監禁されていた男が社会に戻る。
しかも、聞いたこともない教育番組の変なクマに夢中、って。

でも、観ていたら、純粋で一途なジェームスを好きになっちゃいます。
(いい年した妙なオタク風なのに!)
誘拐犯である両親も、実の親も、妹も、その友達も、
刑事さんもみんないい人。
ジェームスを応援してしまうんですよ!

”ビデオテープ”で届けられるブリグズビーベア。
アナログでブサカワで懐かしい。
ずーっとずーっと愛するわが子の成長を支え
大事なことを教えてきたクマちゃん。

今、それを自分の手で完結させようとするジェームス。
映画を愛する人、いや、何かに夢中になったことがある人なら
涙してしまうことでしょう。

フィクションの世界は1人だけの慰めではない。
それを通じて世界がどれほどまでに広がるのか。
人と想いを共有することの素晴らしさよ!

マーク・ハミル演じる偽パパがとてもいい!!
そして、刑事を演じるグレッグ・キニアも最高!
(これまた、15年ぐらい前によく観てて好きだった!絵に描いたようなハンサムガイで
私は個人的に”スーパー(の)モデル”と呼んでいた
(笑:J-CREWのカタログに載ってそう))

この映画の素晴らしさ、うまく伝わってないと思うけど
悲壮でもお涙頂戴でもコメディでもシリアスでもなくて
でも、なんだか涙が止まらなくて、笑いもこぼれて
幸せになれる映画です!

そうは言っても、すべての人にオススメ!と言う自信はないから
やっぱりオタク向けの映画なのかもしれないけどね(笑)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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愛すべき作品! (sabunori)
2018-07-29 21:43:04
kinoさん、こんにちはー。
タイトル、本当に覚えにくい。(笑)
でも愛に溢れた映画でしたね。
登場人物が全員イイヒト。
マーク・ハミル演じるニセ父もよかった。
普通に考えたらとんでもない犯罪者なのに憎めない・・・。
張り切ってアフレコするシーンが可愛かったです。

グレッグ・キニア・・・「スーパー(の)モデル」に思わず吹き出してしまいました。上手い!
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マーク・ハミル! (kino)
2018-07-29 21:48:32
>sabunoriさん
コメントありがとうございます!
マーク・ハミル、いい味だしてました。すごい愛情ですよねぇ。
いい映画でした!大好き。

グレッグ・キニア、私は久々に観られて嬉しかったです❤
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