目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

2013年 おすすめ20冊

2014年01月18日 | 読書
2013年に読んだ本は115冊(マンガを含む)

去年は新たに熱中した作家は
特にいなかったけれど、強いて言えば
脚本家の木皿泉さん
観たドラマがどれも素晴らしく素敵で
シナリオ本を買って読みました。

桜木紫乃さんや西加奈子さんの本も
追っかけてます。

読んだ本の中から、
私が特に面白いと思った20冊を順不同で。

・「Jedi Academy(ジェダイ・アカデミー)」ジェフリー・ブラウン
・「残月 みをつくし料理帖」高田郁
・「晴れときどき涙雨」高田郁
・「昨日のカレー、明日のパン」木皿泉
・「木皿食堂」木皿泉
・「すいか」1・2 木皿泉
・「旅猫リポート」有川浩
・「泣き童子 三島屋変調百物語 参之続」宮部みゆき
・「恋歌」朝井まかて
・「ことり」小川洋子
・「ジヴェルニーの食卓」原田マハ
・「政と源」三浦しをん
・「何者」朝井リョウ
・「みちくさ道中」木内昇
・「沈黙の町で」奥田英朗
・「ランチのアッコちゃん」柚木麻子
・「婚外恋愛に似たもの」宮木あや子
・「これからお祈りにいきます」津村記久子
・「わたしをみつけて」中脇初枝
・「大奥 10」よしながふみ

「Jedi Academy」はまだ翻訳が出てませんが、
前2作(「ダース・ヴェイダーとルーク」「~とプリンセス・レイア」)
以上に可愛くて面白かったです!
原書でもぜんぜん大丈夫なので、待ちきれない方は是非!

高田郁さんのエッセイは、ご本人の人柄が伺える
良い本でした。
「みをつくし料理帖」は高田さんだからこそ
書けた作品なんだなぁ・・・と。

木皿さんの本は初めての小説と、エッセイ集と
シナリオ本です。

有川さんの本は何冊か読みましたが
やっぱり、読みやすくて面白い。
でも、私はその”達者さ”があんまり好きじゃないかな・・・。
この「旅猫」は、そんな天邪鬼な私も泣きました。

宮部さんの時代物、分厚さもなんのその
引き込まれる面白さです。
一人の中学生の転落死を、生徒たちによる学校内裁判で
検証する「ソロモンの偽証」も夢中で読んだけど
時代物の方が好きなので。

朝井まかてさん、本作で直木賞、おめでとうございます。
この「恋歌」は硬派な幕末モノで
今まで読んだものと雰囲気が違うけど、
読み応えありました。

小川洋子さんは相変わらずの
静謐さ、不穏さ、哀しさを湛えた美しさ。

原田マハさん、画家と作品をテーマにした
この短編集も面白かったです。
去年出た”ユニコーンとジョルジュ・サンド”の本は
導入部のようです。本編が楽しみ!!

三浦しをんさん、まだあまり読んでませんが
読みやすくて面白いですね。
この本は渋いお爺ちゃんバディものです。

朝井リョウさんの直木賞受賞作。
今だから書ける、イマドキの就活の話。
私の時と違ってイロイロ大変だなぁ・・・。

木内昇さんのエッセイも面白かった。
男前な(女性だけど)木内さんの素顔が見れました。

奥田さんのこの本は、軽妙じゃない方。
気が重くなる。

柚木さんはますます快調。
日本におけるChick-Litの第一人者と勝手に認定。

それと少し似たテイストの宮木さんのこの本。
アイドルオタクの女性たちの話です。
こういう小説、私は大好き!!

兼業作家だった津村さん、会社員のほうは
辞められたそうで、持ち味を失わずに
面白い本を書き続けてください!!

「わたしをみつけて」は「きみはいい子」同様に
胸の痛くなる話だけど、いい本でした。

最後に「大奥」はこの10巻はとても辛い話。
でも、赤面疱瘡に新展開!
ますます続きが気になります。

とまぁ、他にも面白かった本は多々あれど・・・
それにしても、小説、マンガの映像化が本当に多いですね!

芦田愛菜ちゃんが大阪の小学生コッコを演じる
映画「円卓」(西加奈子)、かなり楽しみです。
映画化作品だと、ほかに「偉大なるしゅららぼん」(万城目学)
「ニシノユキヒコの恋と冒険」(川上弘美)
「小さいおうち」(中島京子)も原作はとても面白かったなぁ。
上中下巻の大作「ソロモンの偽証」(宮部みゆき)も
映画化されるんだとか。うーむ。

今期ドラマ化されている「紙の月」(角田光代)や
「三匹のおっさん」(有川浩)などなど
まだまだありますよね。

本を読むと、映画やドラマの録画が溜まる一方で
でも気になる本もいっぱいで。
なんとか時間をやりくりしつつ、
今年もたくさん面白い本と出会えますように。
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