目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ホーホケキョ となりの山田くん」 こう見えても・・・

2014年01月21日 | 映画タイトル は行
WOWOWで放送してて、子供が観たがったので一緒に。

「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年・日)

こないだ、「かぐや姫の物語」の紹介をしている番組を
観たんですよ。
あんなシンプルで、一見手抜きみたいに見える
ラフなアニメが、普通のベタ塗りのアニメよりも
ずっとずっと手間がかかっていて
ものすごい労力をかけて作られていると知ってびっくり。
あの、筆で描いたようなかすれたタッチがくせもの。

それと似た手法の「となりの山田くん」を
ちょっと観てみたくなりまして。

いしいひさいち氏の
新聞連載の4コマ漫画です。
夫婦に子供二人、お祖母ちゃんの5人家族。
その日常のドタバタやあるあるを
ほのぼの描いたアニメ。
途中、俳句やイメージアニメ(?)みたいなものが
入り、子供向けなのか大人向けなのか・・・。

サザエさんやちびまる子ちゃんが大好きな息子は
楽しく観ていたようですが。

主題歌が矢野顕子だったり
声優にミヤコ蝶々や富田靖子や
古田新太(ちょこっと)が
でてたり、と豪華なんですが。
蝶々さんのスピーチはさすが、味があった!

お父さんのイメージって、私の中では
伊東四朗なので、益岡徹の声は
ちょっとかっこよすぎるような気がしたな。
超おっとりお嬢さんの朝丘雪路が、庶民的な
オバチャンの役、ってのも不思議な感じだけど。

ジブリ映画の中で、人気のない部類に入る
のではないかと思われるこの映画・・・
くだんのテレビ番組の中では、
「リトル・ミス・サンシャイン」の脚本家
マイケル・アーントが、
無名の頃に観た、この「となりの山田くん」に
いたく感銘を受けた、と語ってました。
こんな普通の家族の話が素晴らしい映画になるんだ、と。
それで「リトル・ミス・サンシャイン」を
書き上げたんだって。

もともとの4コマ漫画も好きで読んでたし
「あたしンち」も大好きな私なので
このアニメもまぁ楽しめました。
(映画館でやってても観に行かないだろうけど・・・)

大人になって、家族を持った今観ると、
いろいろと共感できる部分とか
笑える部分もあるような気がするな。

しかし、このアニメにものすごく手間も
技術も必要、と知ってから観ても
素人にはわからないなぁ、というのが本音です。
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