「幸せの１ページ」 あれ？予告と・・・

以前に予告を何度か観て面白そうだと思っていた映画。

「幸せの１ページ」
（Nim's Island　2008年・アメリカ）

出演は　ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー、
アビゲイル・ブレスリン（「リトル・ミス・サンシャイン」の女の子）

大人気の冒険ヒーロー小説を書いている
作家のアレクサンドラ（ジョディ・フォスター）は
実は引きこもりで対人恐怖症の潔癖症。
そんな彼女が作品のリサーチのために
南の孤島で暮らす海洋学者（ジェラルド・バトラー）に
メールを出す。
返信したのは、アレクサンドラの小説ファンの
11歳の娘ニム（アビゲイル・ブレスリン）。
パパは研究のため２日ばかり留守で、彼女1人で留守番中。
ところが、嵐がやってきてニムは大変なことに。
アレクサンドラを本物のヒーローだと思っているニムは
彼女に助けを求める・・・

予告では、この引きこもり女性作家が主人公で、
彼女が意を決してニムを救いに行く
アドベンチャーかつ、彼女の自分探しの物語？？
という印象だったんですが・・・・

原題が”Nim's Island”であるとおり、
主人公はニムの、ファンタジーでした。
ファミリー向け・子供向けというか。
（ニムの友達のアシカやペリカンや
トカゲも活躍するんだもんねー）
まぁ、これはこれで面白かったし
ほのぼのと楽しめたので
私は嫌いじゃないですけどね。

アビゲイルちゃんも勇敢に
パパの留守を守ろうと奮闘していて
可愛かったし。（大きくなったねぇ・・・）

アレクサンドラは引きこもりも
潔癖症も否応なしにイッキに解決。
なんでジョディ・フォスターが
こんな役をやったんだろ・・・

予告はカンペキにジョディが主役の
大人向けな感じだったので
映画館で観てたら、だまされた！と
思ったかもしれません。
そういう意味では　よくできた予告なんだけど
それでいいんだろうか？

まぁ、どっちにしろ、
ジェラルド・バトラーが素敵だったので
私はそれだけでも十分満足。

ジェリーはニムのパパと、
冒険小説の主人公アレックスの二役。
「Dearフランキー」を彷彿とさせる
優しいパパも素敵でしたが
この、インディ・ジョーンズばりの
冒険野郎がまたイイんですわー！

アレクサンドラの妄想となって
姿を現すんですが、無精ひげもセクシーな、
ワイルドで頼れるヒーローにうっとりよ（笑）
アレックス・ローバーシリーズ、
映画化しませんか？（せーへんって）