目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ビヨンド・ザ・マット」 併せてどうぞ

2009年06月26日 | 映画タイトル は行
ミッキー・ローク主演の「レスラー」
評判良いようで、
私もぜひとも観てみたいのですが
やはりDVD待ちになりそう。

プロレスラーの素顔を描いた
ドキュメンタリーをご紹介。
ずいぶん前に観たんですが、
「レスラー」を観るにあたり、
こちらも併せて観ると興味深いかと・・・。
(2003年4月ビデオ鑑賞時の感想)

「ビヨンド・ザ・マット」
(Beyond the Mat 1999年・アメリカ )


プロレスラーたちの素顔、
舞台裏に迫るドキュメンタリー映画です。

私はプロレスはほとんど知らないんですが、
たまにWWEをTVで観ます。
あの芝居がかったマイク・パフォーマンス、
練られたストーリー。
いくら台本はあっても、
リング上の試合は真剣勝負なんですよね。
体張って 命かけてます。

子供の頃、まだ日本でもプロレスが
一大エンターテインメントで、ゴールデンタイムに
中継があったりして その時はなぜか観てました。
テリー・ファンクというプロレスラーがいて、
(キン肉マンの”テリー・マン”のモデル)
好きだったんですが、この映画では、
彼が50歳を過ぎて体ボロボロでも 
まだ続けているわけです。
その彼も娘が結婚する年になり、引退を考えます。

ほかにも、いくら落ちぶれても、
リングに上がることでアイデンティティを
保っているようなオジサン選手たちも
たくさん登場します。

そして、現役の人気レスラー(マンカインド)の
血みどろの試合を見守る奥さんと幼い子供。
いくら仕事、パフォーマンス、
エンターテインメントといっても、
家族の心配は計り知れないでしょう・・・。

スポーツは”筋書きのないドラマ”
とよく言いますが、このプロレスに限っては
”筋書きのあるドラマ”
でも、自分の肉体を鍛え、
血を流し、時には命にかかわるような
怪我をしてまで 観客を楽しませようとする姿には 
少なからず感動してしまいました。
戦う男は美しい。

中学時代、修学旅行を休んでまで
猪木の試合を見に行きたい、
と言い出したプロレスファンの男子がいて、
(学級会で話し合いまでしました(笑))
”プロレスは八百長”と言われて
激怒していましたが、
彼が今これを観たらどう思うのかなー 
なんてふと思ってしまいました。

プロレスラーも私たちと変わらない普通の人間。
ただしマットの上以外では。
プロレスファンは必見でしょう。
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2 コメント

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我が家はプロレスフリーク (なおみ)
2009-06-26 21:29:10
私は父につれられて生プロレスみたことありますよ。
この写真の左はテリーなんですね。
てっきりドリーファンクJrだと思って読んでいきましたので、時代の流れを感じるなあ。
三沢氏の死去でプロレスが少しもりあがっていますが
私がみにいったのはもうひとつ上の世代なので
逆にゴールデンにプロレスがない今が寂しい感じがするし、スターがいないんだな~と感慨深いです。
映画と関係ないコメでごめんね。
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プロレス (kino)
2009-06-27 01:05:35
>なおみしゃん
生プロレスは観たことないけど、テレビは観てたなぁ。
そう、テリーもすっかりトシとって。

プロレスには詳しくはないのだけど、今は厳しい状況なんですよね・・・。
エンターテインメントの種類が増えすぎたせいか
みんながヤワになったせいか。
返信する

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