目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

最近読んだ本アレコレ

2011年04月13日 | 読書
最近読んだ本の感想ひとことずつ。

「犬たちをおくる日」今西乃子
・・・犬猫の殺処分の現実・・・。
ペットを飼うためには、その一生に
責任をもつ覚悟がなければならない。
子供向けに書かれた本だからこそ、
ストレートに心に迫ってくる。多くの人に読んで欲しい。

「田舎の紳士服店のモデルの妻」宮下奈都
・・・主人公が好きになれなかった。
自分に酔ってる主婦の話。

「四畳半王国見聞録」森見登美彦
・・・モリミー節だ!京都アホ大学生の話がやっぱり好き。
キツくてクールな女性キャラが好き。

「ふがいない僕は空を見た」窪美澄
・・・”R18小説”らしく、いきなりの描写に引いたが、
ある出来事をめぐる、まわりの人々の想いを
最後まで読むと不思議とさわやかな気持ちになれた。

「錨を上げよ 上」百田尚樹
・・・長い!!!これまた主人公が好きになれなかった。
文章にたびたび挟み込まれるウンチク的引用が鬱陶しかった。
(”まるで「○○○」の誰々ように”・・・とか)
今まで数冊読んだ百田さんの小説はどれも面白かったのに。
と、今、下巻を読んでいるところ。
面白くなるんだろうか???

「花桃実桃」中島京子
・・・中島さん好き!面白い。軽妙な語り口で
人生の機微をうまく描いていると思う。

「女子芸人」神田茜
・・・女性講談師の著作。
うら若き女性漫談家が主人公。
「ちりとてちん」よりシビア。見栄とかプライドとか、
ダークな部分もリアルに書かれているところがよかった。

「サンドウィッチは銀座で」平松洋子
・・・大人のグルメガイド、かな。
私には敷居の高そうな店ばかりだったけど、
大阪ミナミの”明治軒”のオムライスだけは知ってる!
久しぶりに食べたくなった!!

「一刀夢録 上・下」浅田次郎
・・・「壬生義士伝」「輪違屋糸里」に次ぐ
浅田さんの新選組モノ。
斉藤一が主人公。素晴らしかった!泣けた!
長かったけど二晩でイッキ読み。
そういえばNHKでドラマ「新選組血風録」始まったね。

「神様のカルテ1&2」
・・・なんとなく読まず嫌いしていたけど
読んだらやっぱり泣けた。ベタだけど。
(ああ・・・あざといなぁ・・・と斜に構える自分もいる)
こんなお医者さんたちが本当にいるならすごい。
あっという間に読めます。

「夜行観覧車」湊かなえ
・・・やっぱりすごいな。人間の腹の中のどす黒い部分を
えぐりとる感じが痛い。
自分もこんな親になるのかもしれないと思うと怖い。


・・・読みたい本いろいろたくさんあります。
映画も。
子供が幼稚園に入ったばかりなので、まだ、
自分の時間の使い方に慣れてません(笑)

息子は、初日から泣くこともなく、喜んでバスに乗って
幼稚園に行ってます。成長したなぁ・・・しみじみ。
息子から開放された1人の午前中は、すこし寂しいです。
帰ってきて、幼稚園での様子を聞いてもイマイチわからん(笑)

ところで、今日から始まったドラマ
「名前をなくした女神たち」って、
角田さんの「森に眠る魚」みたいな話なのかな。
録画してまだ観てません。
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2 コメント

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ピッカピッカの♪ (sabunori)
2011-04-13 18:14:17
kinoさん、こんにちは。
ついにミニkinoくんは幼稚園通いがスタートしましたね~。
彼のいない午前中が寂しい・・・かぁ。
わかる気がします~。
我が家でも毎週1回犬が(犬と一緒にして!と怒らないでね)訓練所に遊びに行くと妙に家の中がシ~ンとして寂しい。
・・・と同時に開放感が嬉しいのですが。(笑)
ミニkinoくんはお母さんとは別の世界を1つスタートしたのですね。
毎日楽しそうなのはなによりですよね♪
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こんな時間でも (kino)
2011-04-14 10:05:44
>sabunoriさん
おはようございます!
息子がいないのでこんな時間でもPC開けます。
いつも思いますが、ホントに犬と小さい子供って同じですよー!
sabunoriさんのお気持ちと同じですよ、本当に。
いるとウルサイのに、いないとなんだか手持ち無沙汰なんですよね。
成長が楽しみです。私も好きなことイロイロしようっと!

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