今日のころころこころ

2014・6・25 おばさんの道 かながわの古道50選・大師道

愛宕神社様から出たのは正午。24日の正午までがほおずきの予約有効期限ですと言われていたから焦って来たが、時間が中途半端になっていた。
そうだ。出たついでだ。

かながわの古道50選。大師道。

東海道の六郷の渡し付近から『せなかの赤いカニ』などの伝説が残る医王寺、若宮八幡宮を通り川崎大師へ至る道です。川崎大師は江戸からの参拝者でにぎわいました。幕末のアメリカ総領事ハリスも、安政2年(1855)伊豆下田から江戸に向かう途中に参詣したそうです。現在、川崎大師の境内にある『従是弘法大師江之道』と彫られた道標は、当時、万年横丁の入口に立っていたそうです。
ふむふむ( ..)φ

御成門駅から日吉行きの電車に乗る。武蔵小杉でJRに乗り換え川崎駅。ほおずき様には駅のコインロッカーでしばしの休息をお願いする。商業ビルビルを通り抜け、京急・川崎駅に向かう。

お~やっぱこういうんが好き♡

大師線に乗る。

次の港町駅で下車。

六郷の渡しにむかう。

多摩川だ。

六郷橋のたもとには、様々な案内板。

長十郎梨のふるさと!

ちなみに。もっと上流ですが、多摩川をはさんで、神奈川県産がはま梨で東京都産がたま梨です。ま。
ここがスタート地点。六郷橋。

日本橋を朝立ちすると、六郷の渡しを川崎宿に上がって約4里半の行程。昼時到着。だったそうな。ここから、東海道やら大師道やらに分岐する。
歩き出す。

お?古東海道の道案内。

反対側が大師道だな。その角を曲がる。

おお。

まっすぐに行く。

国道409号線に合流。

お!古刹だな。徳泉寺様。

いにしえの息吹。

道路のお向いは、川崎競馬場。聖と俗のコントラストが面白いような、納得のような。だって江戸時代は参拝=行楽。

ほう。レコード製造の始まり・・・

港町の駅員さんからはイトーヨーカドーまで頑張るしかないですよ!とアドバイスいただいて頑張るつもりではあったが、それにしても腹がへった。
ん?!ラーメン屋さん!

幹線道路沿いだし競馬場の向かい側だしと思ったが、ちらりと中を覗いたら女性の二人連れに幼児連れの家族。ここにしよう。
栄福さん。メニューは全部600円以内。味はさっぱり。おかみさんの気性もさっぱり。先代の義父さんも当代だった旦那さんも亡くなり今はひとりで切り盛りしてるという。土日休みの営業時間は11時~14時のみ。居心地の良いお店であった♡

さっきのレコード製造の始まりをうかがう。コロンビアの工場があったそうだ。全部マンションになったちゃったけどさ。そうだったのか・・・

温かいタンメンで元気になって歩き出す。

久根崎の交差点は、なにやら由緒でもあるのかな?お寺様があると地図にある。

歩道橋を渡る。

医王寺様。・・・って嫌な予感。門が閉ざされてる。かなりの古刹のようだが、伊勢原のあそこといい小網代のあそこといい、こういう雰囲気の寺はやばい。

さわらぬ神(仏か)にたたりなし。み仏はあきれ果てておられるであろうが。

歩く。
大型の商業施設に大型のマンション開発。ダイナミックに変貌しようとしてる。

もしかしたら、そのうち味の素が富岡になるんじゃなかろうか?

そろそろ着くかな。

表参道厄除門。

でも、商店街も少しずつ変わって行く。

お!馬頭観音様。

思わず、ニヤリ♡

明長寺様。

あでやかな霊獣様たち素敵♡

古刹だ。

そこを右に曲がる。

右に曲がれば仲見世。

お大師様だ。

赤札が結願して境内は本来の静けさが漂う。

15時30分からのお護摩祈祷に片隅からちょこんと参拝させていただく。
特に願意がなくとも(不遜な表現になるが、祈願料を払わなくても)、履き物をビニール袋に入れて上がれる。お大師様の功徳はあまねく開かれてる。
護摩の炎が焚き上がる。南無大師遍照金剛・・・帰命金剛界大日如来・・・鎮護国家・・・
雷鳴が聞こえる。
炎は現世利益の煩悩を願うこころを浄化していくようだな・・・
帰ろう。
雨が優しく感じたのは、お大師様がそばにいてくださる安寧からかな・・・

帰路は、もちろん住吉屋さんの久ずもち♡
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