ついざっくりと飯縄山と呼んでしまうけど、二つのピークがある。
飯縄山と霊仙寺山。飯縄山頂から霊仙寺山頂への縦走は20分~40分ほど(人によって違う)の距離。
車の駐車のことを考えなければ、飯縄山に登り霊仙寺山から下山あるいはその逆もいい。
で、へたれな私は一ノ鳥居の駐車場と飯縄山頂を往復するだけで霊仙寺山には登ったことないのですよ。

霊仙寺のあたりを運転していていつも気になっていたのは「霊仙寺跡」という看板。この間ミズバショウを見たついでに寄ってみた。

霊仙寺山は他の山同様に入山自粛要請中。

もちろん霊仙寺山に登るつもりはないので駐車場まで車。


長野県指定史跡・霊仙寺跡。

修験道は飛鳥時代の役小角に始まるという。
いつから飯縄戸隠のお山が聖地となったかは定かではない。記録に出てくるのは鎌倉時代あたりかららしい。
この場所は、霊仙寺山頂を経て飯縄山から戸隠へと通じる道の入り口だったという。
祀られているのは五社権現。五社権現には前宮と奥ノ院があり、霊仙寺は五社権現の別当寺として建てられた。
幾星霜を経て廃寺。

二ノ鳥居跡。



應永十一年と刻まれた室町時代の石水鉢。

五社権現前宮跡。


霊仙寺講堂跡。




三ノ鳥居跡。




この階段を上れば奥ノ院跡だなと思って上って仰天!


いったいこのおびただしい巨石はなんなのだろう???



大杉の切り株ってこのことだろうか?

それともこっち?

ご神木の桜が咲く。



この巨石で護摩?どんな風に?

ん・・・
磐座信仰といえばそれまでかもしれないけど、謎過ぎる。。。
コロナ禍を乗り切れたら、また。
