かながわの建造物100選。茅ヶ崎市は旧南湖院第一病舎。
所在地・茅ヶ崎市南湖
竣工年・明治32年
構造・木造
規模・2F
設計者及び施工者・岡本鶴造
どこからどういってもよいが、グーグル先生のナビでJR茅ヶ崎駅南口からバス。



今は太陽の郷という老人ホームになっているというから太陽の郷と入力したが、ふと気が付けば南湖院がある!で、南湖院を目指した。
浜見平団地の団地中央バス停下車。

ナビで歩き出す。



しかし、確かにその向こうになんかあるとはわかったが、通行不可能(^^;
なんだか住宅地を彷徨う(^^;


仕切り直して、太陽の郷を目指す。
どうやら太陽の郷をぐるりと囲むように宅地開発をしたらしい。


お!あそこだな。

高田病院か。


このお向かいの内科高田医院と関係あるのかな?

って(^^;我ながら迂闊(^^;
南湖院とは、明治32年に創建された、かつては東洋一のサナトリウムと言われた結核療養所。
創立者は、高田畊安。
高田畊安とは、勝海舟の主治医であり妻は勝の孫娘。綾部藩典医の家に生まれ、京都医学校・東京帝国大学医学部を経てベルツに師事した内科医。
無人の受付でセルフでカードホルダー。



最盛期には、2万8500坪の敷地に約60棟の木造建築群だったそうだが、今は3棟のみの残る。
旧医局。


院長室棟。
非公開だったことを知らずにドアを開けたら、内部はたぶん当時の面影のままでした。すいませんでしたm(_ _)m


そして、明治32年の第一病舎。




設計施工の岡本鶴造氏は、たぶん茅ヶ崎の大工さん。もしかしたら、例によって、ハイカラ院長のプランで出入りの棟梁が建てたのかもしれないなぁ(^^♪

内部の整備が終われば一般公開するようだ。楽しみ(^^♪

このサナトリウムでは、国木田独歩や八木重吉が療養したという。
当時の結核は死病。どんな思いだったのかなぁ。。



高田畊安の碑。


そういえば、地図の検索していたら、太陽の郷の口コミがありました(^^♪

